テニス大会 久々勝利！

今シーズン、クラスメントがひとつ上がった中での大会出場で、なかなか勝てない日が続いているが、（と、言ってもまだダブルスは1勝2敗、2大会のみ）

3大会目に挑んだ！　Katrienは　「Yukiの調子が良ければ勝てるはずだよ」なんて僕にプレッシャーをかけるが、僕は「Katrienの調子が良ければ勝てる」と思っていた。

これって責任のなすり合いだよね（始まる前から）

データによると相手の女子はNG選手（最下位の5ポイント）だが、今日までシングルス5勝0敗、ダブルス17勝0敗という、輝かしい実績を引っさげて登場　・・・　男子は21歳の15P（僕より上）という、データ的には手強い相手だった。

屋内10面、屋外クレーコートが15面の大きなテニスクラブ　・・・その端っこのコートで僕らの試合は始まった　・・・　ウォーミングアップ中、僕の相手をした男子は、トップスピンのフォアハンドはいいが、バックハンドがちょっと不安定と見た（僕もそうだけど）、横目で見た女子は5Pにしては確かによさそうだ。

試合が始まると、相手女子のサーブをブレークできず、僕のサーブをキープできず、男子の速いサーブにタイミングが合わず、あっというまに0-3とリードを許してしまった　・・・　Katrien「相手はやっぱり強いよね」と言うが、僕は　「いや、まだまだ！　慣れてきたら挽回できるよ、ひとつづつ返していこう！」　と、気合を入れて、僕がネットで動き、Katrienがラリーで粘ってサービスキープして1-3、ひとつ返したが、すぐさま男子のサーブにやられて1－4とされる　・・・　僕のサーブ、相手は両方共バックハンドが苦手と見たので、サーブは全てバックハンド側に集中する　・・・　これが大当たりで、相手のミスを誘い簡単にキープ2-4。

そのあとは、相手男子のサーブにも慣れてきて、返せるようになり、Katrienもラリーで負けない粘りを見せてきた、僕はリターンも全て相手バックハンド側にボールを集め、ミスを誘い、チャンスボールを上げてもらい、ボレーで決めるパターンを作った　・・・　4－4と挽回し、5－4と逆転し、5－5とされたが、7－5で押し切り、第1セットを奪い取った！

第2セットは、その流れをそのまま生かして6－2で取って勝利した！

なかなかドラマチックな試合展開だった（僕らにとってね）、負けそうな試合をひっくり返す逆転勝利の醍醐味を味わった　・・・　それもやはりKatrienが調子が出てきたからである。

相手男子とのスピンのかかったボールでのラリーでも負けず、女子とのショートクロスの低いボールでのラリーでも負けず、サーブの時も相手のバックハンド側にコントロールして入れることが出来た（こんなにサーブコースをコントロールできるKatrienは初めてだった）

僕はラリーが苦手なので、ドロップショットを打ったり、深いボールを打った後ネットへ出てボレー攻撃に切り替えるタイプ　・・・　それはミスもあったが60％くらいは成功した。

ダブルス17勝0敗の相手女子に初黒星を付けた！

Katrienは勝てないと思っていた相手に勝ったことで大喜びした　・・・　

Katrienは対戦相手のデータを分析して「勝てそう、勝てなさそう」と予測するが、僕はいつも「データはあまり意味ないよ、相手のタイプによって長所短所が出てくるからね、いつでも最初は勝つ可能性があると思って試合を始めないといけないよ」　と、言っているのである。

テニスクラブからの帰り、家での乾杯用にドイツビールを買ってきた。

ベルギーにある「LIDL」というスーパーはドイツ系なので、結構ドイツ製品を置いてある、ビールもドイツビールをたくさん置いてあるが、ベルギービールは数種類しか置いていない　・・・

それは置いといて、Lierにある「LIDL」は店員の態度がケシカラン！

レジ係はつまらなさそうな顔で、商品をピッ、ピッ、とスキャンして「XXユーロお願いします」と言うが、感謝の気持は微塵も感じられない　・・・　他の店員も強制労働をさせられているような態度だ　・・・　何なんだこれは！

たまにはドイツビールを飲みたいからと思って行ったが、それ以外なら絶対に行かないぞ！（怒）

ま、今日はそんな（怒）もすぐ忘れて、夕方からウチのテラスでドイツビールで乾杯し、ベルギー式BBQの牛肉串刺し（焼き鳥みたいなものだがデカイ）を焼いて食べる　・・・　アペリティフのつもりだったが、ひとり1本で夕食分になってしまい、夕食はキャンセルした。

こんなテラスの花たちを眺めながら、「今日のテニスのいいとこ談義」をして、気持ちよく酔うのであります　・・・　勝った試合のあとは、これが最大の楽しみだ！

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