テニスとウォーキング！

日曜日、午前から天気は悪く、家でのんびり過ごす　・・・　午後はKatrienがテニス大会シングルスの決勝戦があり、僕は所属クラブ内の男子シングルス・リーグ戦に参戦という事で別行動、しかし、雨も降っていたのでテニスクラブまでは車で送ってもらった。

僕はこのリーグでの第1戦は1-6，3-6で惨敗していたが、あの時は本調子ではなかったと、自分を納得させていたが、今回は本領発揮するぞ！

と、意気込んで試合に入った　・・・　相手はアルマン（48才）さん、2年前に一度、練習で対戦して6－0,6－0で完勝した相手だが、この2年間で彼はだいぶ成長したと評判である　・・・　彼もきっと雪辱すべく燃えていたに違いないが、終始僕がリードし、余裕があったので練習だと思って、色々なショットを試してみた　・・・　ま、勝ったとて、負けたとて何の賞も無い、お互いの親睦と競技力向上のためのリーグ戦なので、それはそれでいいのである。

僕の独特のスタイルである「強打は打たないが、スライスやドロップショットの組立てで崩す」が、思うようにできて、ちょっと太めのアルマンを前後左右に走らせて、大汗をかかせた　・・・　余裕を持って6－3,6－4で勝った！

　さて、次なる相手は巨漢エディー（43才、写真は過去のもの）、100kg超級の巨漢で、人一倍テニス好き　・・・　仕事の時以外はほとんどテニスをしているのではないか！　と、思えるほどだ　・・・　この日も奥さんと娘も隣のコートでテニスをしていた　・・・　僕がFacebookで、ビールや食べ物の写真を掲載すると「Yuki,食べてばかりいると太るよ、もっとテニスをしなさい！」　と、活を入れてくれる人である。

彼とは去年、1-6，6-1のあと、スーパータイブレークで逆転勝利したが、一応接戦だったので、彼も雪辱に燃えていたに違いない！

しかし、試合が始まると、なぜか彼の調子はイマイチで勝手にミスを連発してくれた　・・・　第1セット　6-0で、あっという間に奪取した　・・・　第2セットの1ゲーム目も簡単に取って、拍子抜けの僕だったが、その後にとんでもないことが起こった！

僕は調子が良かったので、よく走っていたが第2ゲームでネット際のボールに走りこんで拾ったものの、僕の腰が「グギッ！」と悲鳴を上げた　・・・　「しまった、やってしまった！ギックリだぁ」（僕の持病みたいなものである）

僕は顔の表情には出さず、我慢してゆっくり歩いた　・・・　頭をよぎったのは「棄権してしまおうか・・・しかし、7ゲーム連続取って、圧倒的にリードしているのに、あっさり棄権したら相手のエディに申し訳ないな・・・もう少し無理しない程度で続けて、相手にリードを奪われてから止めることにしよう」　と、考えた。

第2ゲームは彼が取り、1-1　このまま1－3まで来たら止めようと思ったが、次のゲームを僕が取ってしまった　・・・　2-1，3-1，3-2と続き、なかなか僕に引導を渡してくれないエディー、参ったなぁ～　・・・　そう、考えているうちに、腰の痛みが薄れてきた　・・・　「しゃーない、勝ちに行くか！」

と思ったら3-3，3-4　と、逆転されてしまい　・・・　おいおぃ、タイブレークはやりたくないぞ、しかも、ふくらはぎまで攣りそうになり、ヒクヒクしてきた　・・・　5－4と、再逆転し2度ほどのジュースゲームのあとマッチポイントをもぎ取って勝利したァ～！

あぁ～～、しんどかったァ～、勝ってよかったー！

シングルス2試合は、さすがにキツかった　・・・　みんなとビールを飲んだあと、天気も回復していたので（テニスをしている間、外は豪雨だった）僕は、足のストレッチをしっかりやって、歩いて帰ることにした。

Katrienはシングルスの大会で優勝したらしく、フィナーレレセプションに参加するので、僕を迎えに来るのが遅くなりそうとの電話があった。

午後8時半頃の道路、空は綺麗に晴れている。

国道から川沿い自転車道に行くための道は水溜りも出来ていた。

川沿い自転車道

豊かな自然を眺めながらテクテク歩く。

あじさいの咲く庭の家

Lier市内に入る橋、9時13分になっている。

夕焼け空と教会のシルエット。

夕陽を浴びているジンメルの塔。

市内ネーテ川

市庁舎とフロートマルクト。

Lier駅に向かう道。

約6km、1時間半くらいのウォーキングだった。

我が家へ向かう遊歩道　・・・　豪雨で道の砂利がかなり流されていた　・・・　この豪雨でベルギー各地で被害があったようだ　・・・　若者たちのキャンプが台無しになったとか　・・・

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