健康のためにウォーキングをする ・・・ ウォーキングをするためにアントワープへ行く!
健康のためにウォーキングをするだけなら、地元リール市の遊歩道でもいいのだが 「楽しみながら~」 となるとリールの街や、自然満喫もやや飽きてきた ・・・ と、言うか、徒歩を先へ先へと進める刺激が足りない。
歩くための刺激が欲しいのサ!
アントワープ中央駅からまず、足が向いたのはアントワープの土曜朝市 ・・・ 土曜日はリール市でも朝市をやっているが、やはり規模が違うし、移民も多い街なので、北アフリカ系や中東系の出店が多く、エキゾチックなのが興味をそそられるアントワープの朝市である。
アーティーチョーク ・・・ 日本ではあまり見かけなかった食材だが、奄美か与論島か、よく覚えていないが植物園で大きく育っているのを見たことがあるので、日本でも栽培できないことはないんだよね。
先日来ていた僕の妹母娘は、ぜひ食べたいと言っていたので、一度は食べた ・・・ ゲントで買って持ち帰ってきたという貴重なものだったが、ここでは4個で1.50EURと、メチャ安ではないか!
ポテトが主食の国ならではか、ポテトの種類も豊富だ ・・・ フリッツ用とか書いてあるけど違いがあるのだろうか? 紅ポテトもある(日本でも出回り始めていたと思うが、どうなんだろう今は)
モロッコ屋台で試食品のオリーブをひと通りつまんで立ち去る。
いろんな試食品があるが、全部に手を出すというわけにも行かず ・・・ 恥ずかしいとかそういうことではなく、見た目で甘そうなものやら、これはどうもと思うようなものも多くて ・・・。
エスカルゴのスープを食べたいが、ここではワインしか売っておらず・・・
近くの新聞屋で缶ビールを買ってくる ・・・
新聞屋でビール?前の記事にも書いたな。
魚屋さんに行って
マーチェス(魚)のサンドイッチを買う!
マーチェス(maatjes)って、にしんの塩漬けだけど、柔らかくて脂がのっていて美味しいんだよ・・・美食の国ではないオランダ(失礼)では、そのまんま口に放り込んで食べる!
ベルギーでも観光客は真似をするが、あまり見かけない光景だ。
ま、ベルギーでは、せめてサンドイッチにして食べましょう!
ビールも忘れずに!(ビール+サンド=5EUR)
プリムラの花 ・・・ 寒さに強く彩りのきれいな花。
5鉢で3EURはどう?
土曜朝市から次に足が向くのはどこでしょう?
土曜朝市から数メートルしか離れていない場所にある 「Cafe Oud Arsenaal」 有名店なのに気取らない地元料金で、観光客、地元客が入り乱れて、いつでも満員のお店 ・・・ 満席なのは当たり前で、立ち飲み客も含めて、ごった返している店 ・・・ いつも隙あらば入ろうと思って覗いてみるが、なかなか入れない。
昨日も覗いてみたら、カウンターの立ち飲み場所が空いていたので、場所をとり、店独自のハウスビールを注文した・・・店の名を冠して、アルセナールチェ(Arsenaaltje)と呼んでいる。
5.7%Alc、アンバー色の美味しいビールだ! ・・・ しかも、この店の最低価格、1.80EURで提供されているということに店の良心というものを感じる。
カウンター内、店内、落ち着いた雰囲気の飾りがあるが、満員の店なので、あまりカメラを向けられず ・・・
ところで ・・・ 朝市からビールを飲みに行くということは 「朝イチからビール」 という勘違いをされてしまいそうだが ・・・ 僕は(少なくとも)午後になってから飲み始めたのだ ・・・ ベルギー人は午前からビールを飲むことにも全く抵抗がない! ということも理解していて欲しい。
何しろ、ベルギー人にとってビールは「神から与えられた飲み物」なのである ・・・ ベルギービールを代表するトラピストビールが修道院で造られていることでもわかるが、その昔、ヨーロッパでペストが大流行した時に「生水を飲まずに、教会で造ったビールを飲むように」 というお布令があってからペスト根絶に向かたという歴史があるのだ。
ちなみに、ベルギーのビール守護聖人は、アウデナールデのセント・アルノー(St.Arnou de Oudenaarde)と言われている。
カウンターで立ち飲みをしていると、外から入ってきたおっちゃんが、ビールを注文しに来て、僕のそばに立った ・・・ ビールが出てくるまで、持て余すので、僕にウインクをして(こちらの人はよく目で合図をする)外国人に見える僕に「今日の天気はあまりよくないけど、まあまあだよ、来週の火曜日には15度になるからネ」 なんて、気さくに声かけてくれた・・・「いえ、今日はいい天気ですよ、雨は降ってないから」 と、答えると 「あぁ、そうだね」 と、おっちゃんも同意した。
僕が飲み終えて、カフェから出ると、そのおっちゃんは外の席で飲んでいた(タバコを吸うから)・・・ 僕が出ていくのを見ると 「Prettige weekend!(良い週末を過ごしてね)」 と、挨拶してくれた。
この「プレティヒ ウィークエンド!」 という挨拶はよく使われる ・・・ 土曜朝市でなにか買い物をすると、お店の人から必ずと言っていいほど 「プレティヒ ウィークエンド!」 と言われる。
「ダンクゥ ウ オーク! Dank u. u ook!」(ありがとう、あなたもね!)と答えればいいが、僕は言えたり言えなかったり ・・・
朝市とも、カフェともお別れして、劇場の前を通って・・・
アントワープの市立植物園へ行く ・・・ 4月にはチューリップが咲き誇る植物園だが、今はどうなんだろうと思っていたからだ。
芽が出てきているね。
クロッカスは今にも咲きそうだ!
そしてこれは桜!
ちゃんと、日本の桜と書いてある。
この歩道上にある白い点、点、点は ・・・
自転車道だす!
ナショナル・バンク(Nationale Bank)なる所に来た!
僕が銀行に用事があるわけはない ・・・ この近くで、ベルギー人の友人がクラシックギター専門店 「Arpeggio」 を開いているので、様子を見に行ったのだ。
オープンしたての9月に行って以来だから、もう半年も経ってしまった ・・・ 本人のアランさんとは先週も会ったばかりではあるが、奥様(日本人)が、日本に帰国してしばらく経つので、独身になって暇なんじゃないかと思って、ちょいと邪魔しに行っただけ ・・・ 日本語が堪能なアランさんは喜んでくれて(日本語会話に飢えていたか?)2時間近くおしゃべりした ・・・ ギターも弾いてくれたりして ・・・
ビールでも買ってきて、一緒に飲みたい気分ではあったが、僕は美術館へ行く予定もあったので、時間を気にしてお暇することにした。
聖ヨーリス教会。
メッヘレン広場に2馬力の馬車がいた!
農耕馬は足が太くてたくましい!
暖かいズボンと、しっかりした靴を履いているように見える。
結構大きな幌馬車 ・・・ 20名くらい乗れるのではないか ・・・ 2馬力でこの仕事をするというのは偉いなぁ、馬たち ・・・ 2馬力の自動車があったら人を乗せて走ることはできるのだろうか? という余計なことを考えたりする僕である。
世界的にも超一流であると言われるカフェ・クルミナトール(Cafe Kulminator)・・・ 午後4時オープンだが5分前に通りかかると、客が4名外で待っていた ・・・ ここも超人気店である。
僕は美術館の時間を気にしているので、ここに立ち寄ることはできなかった。
歩いていると、路上で新製品のプロモーションしているクッキーを頂いた・・・ラッキー!
大聖堂が見えてきた!
手前の建物はModepaleis・・・モードの宮殿? 例のアントワープ6人衆の一人、Dries Van Notenさんのお店らしい。
この日、美術館へ行き、カフェQMやら、その周辺をぶらり~したので、まだまだ先は長いので、続きは後で ・・・
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