普段、わざわざビールを買いにと出かけることはないのだが、「久しぶりにたくさんのビールを見てみたいな」と、思って自転車で10分くらいで行けるドリンク専門店へ向かった。
ドランケン・アルセナール・リール(DrankenArsenaaL Lier)という倉庫風のお店 ・・・ 2年くらい前はビールが100種以上あったと思うが、だんだんと数が減少してきて、ワインが幅を利かえるようになったのは寂しい ・・・ お客さんの需要の変化なのだろうか?
でもまあ、普通のスーパーよりは品揃え豊富であることは変わらない ・・・ 陳列棚を眺めるのは楽しい ・・・ ベルギービールのラベルを眺めるのは、美術館で絵画鑑賞をしているようなものなのだ(僕にとってはネ)、もちろんグラスも販売している。
十数本買って、リュックに詰め込んで帰り道はのんびり、リール市街外周自転車道から帰る。
毎年3月半ばには西洋フキの花が咲く川の土手に来たが、フキの花は見えない。
注意深く探すと1本だけ顔を出しているのが見えた!
土手を降りていき、間近で見ると、これから出てくる蕾がいくつかあった ・・・ 例年より少し遅れているようだ。
そこだけ雪が溶けているということは、ふきの蕾には雪を溶かす熱があるのだろうか??
川沿い自転車道をちょっと遠回りする。
青空が見えているが、家に帰ってからしばらくすると暗くなり雪が降ったんだから、ベルギーの天気ってそういうものなのだ。
まだ雪の残る川沿いを老夫婦が腕を組んで歩いている。
ひとりで自転車から降りて歩いている人もいる。
我が家の近くの遊歩道、なんだか大規模に木を伐採して開発工事をしているようだが、「大きな建物が建つのは嫌だなぁ ・・・」 と、Katrien と話している ・・・ うちのテラスから見える場所なのだ ・・・ せっかくの森の風景に建物が入り込むのは、我が家からの風景が台無しになる。
ちょうど家に着く直前に、自転車の後輪ブレーキのワイヤーと、レバーの取り付け部がプツンと外れた!
さて、仕入れてきたビールを並べて記念撮影!
特に思い入れがあるわけでもないが、右はリール市の教会にちなむ「Sint Gummarus」たまに市内のカフェで飲んでみるが、普通に美味しいビールだ!
リール市にはビール醸造所はないが、3種ほどの地ビールが出ている ・・・ 昔は醸造所があったようで、市役所のとなりの道路が Brouwerijstraat(醸造所通り)というくらいだ。
神聖ローマ皇帝カール5世のビール。
Bokbier と言うのはドイツのビールが有名だが、雄山羊のように元気になるからということらしい ・・・ ベルギービールの Bokbier は Leute(楽しい、喜び)も付いていることから、このビールを飲んだら、あまりの美味しさに楽しくて雄山羊のように飛び跳ねてしまうということなのだろうか?
修道士がビールの仕込みをしている絵のラベルとか ・・・ ページをめくるようにビールのラベルを眺めていると、何かストーリーが浮かんでくるのです ・・・ 浮かんでこない?
夜になって、テラスのテーブルにビールを並べて、ロウソクの灯りで照らしながら室内でビールを飲む! ってのはどう?
外の気温は0℃ ・・・ あ、冷えすぎだ!
冷蔵庫に戻して、適温にしなければ!
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