4月4日のメッヘレン(Mechelen)の街歩きはマルガレータの宮殿から始まった。 なぜここかというと、Katrienが仕事で訪れるから、その車に便乗させてもらうからだ、中心にも近いしね。
マルガレータの宮殿外観、今回は中庭に入らず。
ちなみに、この前の通り名が Keizerstraat(皇帝通り)と言う ・・・ 神聖ローマ皇帝カール5世は、叔母であるマルガレータ妃に養育され帝王学を授けられたというから、関係は深い。
宮殿から中心へ向かう途中、Veemarkt広場に面して建つ、大きなファサードの聖ピーターとポール教会(Sint-Pieter-en-Paulkerk) 「Mechelenとマーケットと」で内部見学をした。(メッヘレン7つの歴史的教会のひとつである)
メッヘレンは何度も行っているので、いつもと違う小道を通ることにする。
Sint-Pietersberg 通りにあった街角の聖母子像。
Zakstraat 壁画の壁の家・・・Zakstraatとは(袋通り)という意味になる。
聖ロンバウツ大聖堂と「不実な夫」(Opsinjoorke)モニュメント 「大酒飲みで他の女にウツツを抜かし、妻に金を渡さない夫」のことで、そういう夫のいる家の前に、こんな人形を吊り下げて「俺たちは知っているぞ!」と見せしめにしていたというメッヘレン人たちの気質を表しているらしい。
もうひとつのメッヘレン人気質は「月に水をかける奴ら」と言われる ・・・ メッヘレンの Het Ankel 醸造所が造っている MANEBLUSSER というビールがそれを伝えている ・・・ その昔、ビールを飲んでしたたかに酔った男が夜道を歩いていると、ふと見上げた聖ロンバウツ大聖堂の背後の雲が開けて赤い月の光が差し込んだのを見て、勘違いした男は 「スワ、大聖堂が火事だぁー」と叫んだので、周りの住人たちがバケツに水を汲んで出てきたのだという ・・・ そんな笑い話のような恥ずかしい話を「誇りを持って今に伝える」 メッヘレンである ・・・ それほど美味しいビールがあるということを伝えたいのかも。
このビールのラベルは、大聖堂の塔に赤い満月である。
その大聖堂の塔、今の時期はイースターエッグのツリー越しに見ることができる。
ツリーの下にはイースターウサギが・・・
この木も庭もイースター期間だけ見ることができる特設である。
右、市庁舎。
街を歩いていると、こんな派手なカラーの車が何かやっている。
この牛のマークのチョコ菓子の新発売キャンペーンらしい ・・・ 子供たちが並んで試供品を手にしていた ・・・ たくさん並んでいたので、僕はやめておいた。
フロートマルクトから駅へ向かうショッピングストリート Bruul 通り。
市内の公園(Kruidtuin) フランダースの犬じゃないよ!
公園から見える教会(Onze-Lieve-Vrouw van Hanswijkbasiliek)以前からこの教会の中に入ってみたいと思っていた。
公園内に咲いていたセイヨウフキの花。
ダイル川からの流れを引き込む水門小屋。
うっそうとした場所もある公園。
ここにはキツネもいるのだそうだ。
ダイル川、水門と教会
Volmolen、1470年に造られた水車小屋 ・・・ 水車はなくなっているが小屋は保存されている。
Onze-Lieve-Vrouw van Hanswijkbasiliek・・・聖母はOnze-Lieve-Vrouwといい、バシリカはbasiliek ・・・ 僕的に直訳すると「ハンスウェイクバシリカの聖母」という事になるが ・・・ 普通は教会はKerkだが、バシリカの方が特権を与えられた格上の教会らしい。
以前から、この教会の円柱ドームの内部を見てみたかったのだけど、なかなかタイミングが合わなくて入場できなかったが、今回はバッチリゆっくり見学することができた。(メッヘレン7つの歴史的教会のひとつである)
円柱ドームの内部はこうなっていたのだ、綺麗 ・・・ このバシリカは立派な彫刻作品が多い。
告解部屋の彫刻も素晴らしい!
主祭壇
円柱ドームの下の彫刻。
説教台の彫刻。
街のカフェ
神聖ローマ皇帝カール5世が育った街(生まれはゲント)だから、そのビールの看板。
メッヘレン、ベートーベンの話から始まって、まだまだ続くのだが、そのまま続けると疲れるので一旦休憩します。
4月4日のMomoちゃんで休憩。
日々成長中、帰り道はしっかり覚えて、自分で走って先に行く ・・・ エレベーターのドアの場所まで分かり、自分の家のドアもわかっている!
えらいぞ! Momo。
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