日曜日、カンヌから来た若夫婦をリール駅まで送り、リエージュ行きの電車に乗るまで見送ってから家に帰り、Momoちゃんの散歩のお共をする。
Momoちゃん、林の中に入ると地面の匂いを嗅ぎながら歩く ・・・ 首輪と紐がなければ、パッと見、キツネに間違われるかもしれない ・・・ いや、すでに何度も道行く人に「キツネちゃんみたい!」と言われているのだ ・・・
ちなみにベルギーではキツネのことを Vos (ヴォス)と言う ・・・ キツネちゃんという時はVoskeと呼ばれる ・・・ Momoちゃんはヴォスケである。ベルギービールのラベルになっていたVoske(いや、これはキツネじゃなくてオオカミのWolfのようです)・・・ ワロン地方のルクセンブルク国境に近い町のビールだった。
柴犬はかなり野生の血が残っているらしくて、時折、野生の本能らしい動作をする ・・・ 林の中に入ったら元気になって、適当な木の切り株があったら、それにかじりついて歯と顎を鍛えているようにも見える ・・・ コケの山をイノシシに見立ててか、飛びかかってかじりついたりもする。
歩くときはいつも地面の匂いを嗅ぎながら歩き、動くものがれば即座に反応する ・・・ そんな散歩から家に帰ってきて、しばらくは研ぎ澄まされた感覚が収まらず、興奮状態が続き、家の中でも暴れたりする ・・・ そんな時は困りものだが、時間が経つと家にいることを悟るのか、大人しくなり、眠ってしまう ・・・ 子犬らしくスリスリして甘えることもある。
いずれにしても 「かわいいMomoちゃん」 だ。
日曜日、午後からテニス大会、クラブ対抗団体戦 ・・・ 僕は一番低いクラスのグループでの試合、カフェのテラスから見えるコートはセンターコートでレベルの高いクラスが使うのは当然で ・・・
僕らはメンバーや家族応援団しかいないコートでの試合 ・・・ 僕はシングルス2番手で出て、前日のビールフェスティバルの余韻があり(飲みすぎと睡眠不足の倦怠感)、本調子には程遠いテニスをしてミスが多く、1セット目を4-6で落とし、2セット目は相手が疲れたかミスが多くなり、僕のドロップショットとロブに悩まされて、途中からは体力温存のためか2セットを諦めた感もあり、6-1で僕がとった。
3セット目は僕も疲れてミスが多くなったが、相手も相当疲れていて、足もつり始めたようで、いつ棄権してくれるかと期待していたが、なかなか粘り強い精神力の持ち主だった。
僕の1-4から、3-4まで粘ったが、相手の執念に押し切られた感じで3-6で負けてしまった ・・・ 2時間以上の試合だった。
ダブルスも戦ったが、もう体力の限界で集中も切れてしまい、つまらないミスを多くして3-6,2-6で負けた ・・・ 団体戦の成績としては3勝3敗、取得セット数も7-7、取得ゲーム数で65-57でリードしていた ・・・
試合後は相手チームとカフェで夕食を共にして親睦を深める、みんな和気あいあい ・・・ しかし昨日は、僕の試合が2時間以上、僕の後にあった試合も3セットマッチで長く、ダブルスもあって14時から始まった団体戦はが終わったのは20時過ぎ、食事も終わってクラブを出たのが21:30というロングランだった。
疲れた! 家に着くとソファーに横たわって、しばらく休んだ ・・・ 足の筋肉はピクピクと、今にもつりそうだった。
ところで、テニスコートの隣には去年まではGK川島選手が所属していたLIERSEの練習場があるのだが、そこのベンチに行ってみると、練習スケジュールが張り出されていて「いつでも見に来てね」みたいなオープンな環境である ・・・ 現在、川島選手や永井、小野選手が所属するスタンダール・リエージュはトップクラブで、一般公開練習はあまりないみたいなのだ ・・・ スタジアム、練習場ともリエージュの駅から遠いし、なかなか「見に行こう!という気が起こらない場所に行ってしまったなぁー」 と、ちょっと残念である。
スタンダールは昨日の試合で、現在プレーオフⅠで首位のワーレヘムに1-0で完封勝ちをして、首位と2点差、2位と1点差の3位に付けた ・・・ 残り4試合、白熱した展開になっている。
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