Antwerpen おいしい取材

日本のTV番組出演という事で、浮足立ってしまったが　・・・　昨日はまたまた「おいしい取材（収録）」があり、アントワープへ出かけた。

 アントワープ中央駅からトラムに乗り、Antwerpen Sint-Katelijne駅で降りる。

 徒歩1分で「カフェ・クイントン・マセイス」・・・　本日は休み　・・・　しかし、前日の撮影の続きという事で、僕とTV番組の（幻の）出演者が、素敵なマダムQさんの手作りフランダース料理の夕食に招待された、というシチュエーションで、Qさんのご自宅に伺うのである。

 1565年に建築された住居の中での夕食　・・・　「アントワープで一番古いカフェ」と言われる通り、建物自体も文化財なのである。
黒く、太い木材の梁で支えられた天井、壁は白く　・・・　マダムQさんのセンスあるシックなインテリア　・・・　TVカメラはその全てを捉えたので、番組で紹介されるはずだ　・・・　大公開！
僕にとっては他人のプライベート空間なので、撮影は遠慮しておいた。

さて、マダムQさんが用意してくれた夕食は、まず前菜に、今が旬のホワイトアスパラにスモークサーモン、クレソン　・・・　ドレッシングをかけていただく　・・・　もちろん、うまい！　僕は今シーズン初めてホワイトアスパラを食べた。

メインのお皿には、ハム巻きチコリのホワイトソース・オーブン焼き（と云うのか、料理名を忘れた）ベルギーでは定番の食材だが、日本では普通には買えないというチコリの料理　・・・　カリカリに焼けた表面のチーズとホワイトソースをからめて、ハムと柔らかいチコリを一緒に食べると、これまた美味！

番組取材スタッフも感動の連続だった。
料理の撮影にも力が入っていたので、番組でもその素晴らしさが伝えられると思う　・・・　そして、Qさんのご主人スヴェンさんのベルギー人らしい、紳士的おもてなしの仕方も見ものです。

僕は座って、食べてるだけ～！
おいしい役柄である！

デザートはベルギーチョコ盛り合わせのお皿が出てきて、コーヒーをいただいて締める。

（幻の）出演者が帰宅するという事で、みんな（Qさん夫妻と僕）で、窓から手を振って「さようなら～気を付けてね～」　ということで撮影終了！

その後は、Qさん夫妻、コーディネーターさんと僕とで、飲み直し　・・・　また、ビールを開けてと　・・・　打ち上げとまでは行かないが、いろいろおしゃべりをして楽しいひと時を過ごし、22時ごろお暇する。

僕が乗る電車は12番ホールで待っていてくれた。

いやいや、楽しい2日間だった。
それにしても、トルコで1週間過ごして、すっかり日焼けした僕の顔は真っ黒です　・・・　TVに映る僕の顔は決してベルギーで焼けたのではありません。

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