いや、なかなかブルージュの話が終わらない。
ビアカフェめぐりが、あと2軒残っているのだ!
ブルージュのマルクト広場に、威風堂々そびえたつ鐘楼。
広場ではクリスマスマーケットが開かれている。
通りを歩く楽しそうな人々・・・
そして、何やら怪しげな小道に入りこんでいくAさん。
店を覗き込んで、一緒に2階まで上がってみたが、すべて満席。
みんな、グラスを片手に楽しそうに語らっていた。
ここは8月に入ったことがある「De Garre」
残念ながら、ここで座る事は出来なかった。
美しいイルミネーションのマーケットを再び歩いて、
ちょっと離れた広場で、こんな大きな白鳥も見ることが出来た!
こんなのも・・・。
その後、人通りの少ない裏通りを歩く。
ここが、かの有名な「世界で最も洗練されたビアカフェのひとつ」と言われる「't Brugs Beertje(ブルージュの小熊)」だ!
ここも満席だったが、僕らが入ると同時に、席を立ってくれた老夫婦がいたので、すぐにカウンターが見える席に座ることが出来た。
メニューカード、ビールの種類だけで数百種類あるという店だが、これを全部読むわけにはいかない。
せいぜいイラストを見て「ああ、神父さんがビールを神に捧げて、お祈りをしているのだな」と感じるのが精いっぱいである。
そうなのだ、キリスト教会とビールは切っても切れない関係があるのだ。
壁にはビールの、古い宣伝パネル。
カウンター上部には、瓶ビールコレクションと取っ手付コップのコレクション。
そして、トンヘルロのブラウンと、
聖ベルナルドスのブラウン。
味見をしてみると、トンヘルロは軽く、飲みやすいブラウン。
ベルナルドスはもうちょっと深い味わい 。
Aさんはどちらでもよいというので、僕が濃い方のベルナルドスを飲むことにした。
考えてみたら、僕は最初からトリプルばかり飲んでいるような気がする。
店を出て、また賑やかな広場、フロートマルクトではないSimon Stevin pleinだったか。
外国からベルギー旅行の人も多いんだろうなー、何しろベルギーで一番美しいイルミネーションと言われているのだから。
ショップの中に、日本のこけし人形のようなものがある!
聖母教会の前を通って、向かい側にある小道に入り、通り抜けてゆく・・・、この辺りは在住者の強みで駅への近道を選んでいるようだった。
渋く浮き上がる救世主大聖堂が見えて、
光り輝く聖母教会が見えた。
駅へ向かってはいるが、まだまだ終わりではない!
この白い建物は「De Stoepa」
ブルージュに別れを惜しんで、ブルージュの地ビールBrugse Zot Bruin(3.3€)を飲む。
メニューカード、それほどビールの種類が多いわけではない。
お腹もすいてきたので、おつまみを取って食べる。(8€)
せっかくだからベルギー・トラピストビールのOrval(3.5€)も飲む。
トラピストビールは修道院で修道士たちが造るビール。
駅に近い場所まで来ているとはいえ、時間を気にしながら〆のビールを注文した。
Aさんは軽いジュピレー、僕はまたもやトリプルの地ビールStraffe HENDRIK(3.5€)、あのブルージュ市内にあった月のマークの醸造所のビールだ。
時間がまたもや、秒読み段階になってから、グイッと飲み干して、駅へ急いだ!
前回、ぎりぎりで逃がしてしまった電車だったが、今回はちゃんと乗れた。
Aさん、ホントにありがとう!
おいしいビールがたくさん飲めましたぁ!
僕は車窓の人になったが、夜の電車は外が見えない、当たり前だがつまらない・・・、つまらないと寝てしまう。
アントワープ中央駅の一つ手前で降りて乗り換えるつもりだったが、気が付いたら中央駅まで来ていた。
まあ、終点だからよかったが、次に乗るLier行きの電車で乗り過ごしたら、大変な事になる。
駅の「スタバ」でハーフリットルのコーヒーを買ってきて、電車に乗り込み、寝るのを我慢して無事Lier駅で降りることが出来たのでありました。
ホントに長い一日だった! ふぅー。
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