ご存知のようにベルギ-・フランダース地方は果てしなく平野で、ほとんど何処へ行っても地平線が見える。
だから牧場での夕陽がきれいだったりするんだが・・・
道路で地平線に沈むような太陽があったらどうなるか・・・
これ、一昨日僕が乗っていた車中から撮ったものだが、真正面に大きな太陽が見えて、きれいと言えばきれいなんだが、対向車や歩行者が見えにくくなる。
昨日のベルギーのニュースを見ていると、高齢者の女性が運転する自家用車が、電車の踏切に突っ込み、電車に衝突されて、車は大破、女性は即死と言うニュースが流れていた。
状況からして、運転していた女性はこの時、太陽に向かっていて、前方がほとんど見えていなかったのではないかと言われている。
高齢者にとって(白内障のせいか)この現象は特に危険だという事だ・・・
この事故が起きた場所がZonhovenで、直訳すると「太陽の庭」だったのは皮肉な話だ。
昨日の夕方、そんな時間帯に僕はLierの町をぶらりと歩いていた。
残りわずかな夕陽を浴びて輝いていた教会。
夕焼けの中の移動遊園地ケルミスのアーム式観覧車、というか絶叫マシンだな、かなりのスピードでアームを回転させながら、座席も回転し逆さまになったりするので、高い所から地上が見えたり空が見えたりで、かなり怖いと思う・・・
僕はその安全性が保障されているかが怖い(アームが倒れはしないか、安全ベルトが外れて高い所から人間が落ちてきはしないか、老婆心なのか見ているだけで怖い!)
さすがに、ひっきりなしに乗客がいるわけではなかった。
危険度が中程度の絶叫マシンには結構お客さんが乗っていて、「きゃ~、キャー」騒いでいたが、それからすると、あのアーム式は失神マシンかもしれないぞ。
聖グマルス教会。
ミサイルのようなこんな教会もある。
1410年建築のクルーゼ教会(Kluizekerk)
我が家の前から見た夕焼け。
夕食も済んだあと、深夜近くの聖グマルス教会。
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