昨日まで沖縄の青い空と海を紹介してきたが、僕はもうベルギーに帰国しました。
沖縄滞在中のことは、忙しすぎてなかなか詳しく書くことも出来なかったが、中身の濃い滞在だった。
何より「史上最大級の台風が沖縄を襲う!」と云う情報だった台風が過ぎ去ってから僕は沖縄に着いたが、「警戒した割には大した台風ではなかった」と、地元の人は言っていた。
そして、僕が沖縄を去った後、またもや「大型で非常に強い台風」が沖縄に向かっていて、警戒態勢に入らなければならない沖縄である ・・・ 非常に幸運だったといえる。
さて、そんな沖縄・那覇空港から12日午後2:30に発つ ・・・ そう、ドラゴン(航空)に乗って香港へ向かったのだ(上の写真は那覇を飛び立った直後に見える渡嘉敷の島々)
窓際の席だったので、ずっと雲海を眺めながら、寝ることはなかった。
壮大な立体空間の芸術のようだ。
2時間後、香港の島々が見えてくる ・・・ ほんとに小さな島々がたくさんある、岩肌をむき出しにした無人島が多い ・・・ 空気は霞んでいるが、遠くの山の下にはビル群が建ち並んでいて「あそこが100万ドルの夜景と言われるところだろうか」と想像していたのだが・・・
香港国際空港までの飛行時間は2時間20分、定刻通り17:50到着 ・・・ 空港ビルに入ってしばらくすると外は暗くなった。
くちばしの上にコブのある首の長い鳥の丸焼き ・・・ その大きさからして、ベルギーでよく見ていたシナガチョウのオスの姿ではないか! ・・・ 哀れ、シナガチョウ ・・・
香港国際空港ターミナルは1キロもあるんだって、その中に相当な数の土産品店、高級ブランドのショップ、ケータイショップがあり、レストラン街もある。
前回利用の時(沖縄へ行くとき)は、早朝で機内でもあまり寝てなくて、おまけにエコノミー症候群なのか足首から下が浮腫んで、出発直前に左足親指を蜂に刺されていた部分が特に悪化して、靴を履くとパンパンで歩くのも辛かった。
そのため、軽快に歩くことも出来ず近場をウロウロして「死に暇」(沖縄方言で死ぬほど暇)で5時間を過ごしていたが、今回は元気に歩き、レストラン街を3度も周り、「美味しい中華料理を!」と思っていたが、結局食欲をそそるものは日本の「味千ラーメン」だった・・・それを食べる・・・うまかった! ・・・ 飲んだビールもアサヒビールの生だった。
食べた後、空いているベンチでノートPCバッグを枕に、リュックを足枕にして仰向けに横になって休んだ ・・・ 空いているベンチはたくさんあるが、あまりに人目のない場所は怖いので、少しは人目のある場所でね。
オランダ・アムステルダムのスキポール空港に着いたのが早朝6:55、まだ少し薄暗い感じ ・・・ 入国審査はパスポートとベルギー在住IDカード提示で無言でパス ・・・ 預けた荷物を受け取って税関を通過するときはチャックなし ・・・ 簡単にオランダ入国。
旅程表をよく見ると、香港ースキポール間は12時間45分もかかっていた事になる。
アイアムステルダム!
ターミナルビル内
大きな地球儀があり、世界の時間がわかる。
ベルギーまでは電車で行くので、空港内のチケット自販機で買ってみる ・・・ 去年試して失敗に終わったが、時間があったので再挑戦だ(窓口で対面で買うのは簡単だけどね)、クレジットカードが問題だったのか、ベルギーの(クレジットカードを兼ねる)銀行カードではダメで、日本のクレジットカード(VISA)ではOKだった。
ちなみにスキポール空港駅から、我が家のあるリール駅まで31.60€。
1時間に1本のベルギー・ブリュッセル行き電車に乗ろうとしたが、電車が来ない・・・掲示板に表示もされない、アナウンスもない ・・・ なんてこった!
出発の時もそんなトラブルがあったので、あきらめる決断をするのはのは早かった ・・・ 次に来たデンハーグ行きに乗り、少しでもベルギーに近づくようにした。
オランダの車窓から・・・
デンハーグ駅で降りて、オランダの最終駅に当たるローゼンダール駅行各駅停車に乗る ・・・ 全くのローカル電車で、のんびり「オランダの車窓から」を楽しむ ・・・ 車内も空いていたので足を伸ばしてのんびりとリラックスタイム。
これがベルギー直行電車だと、混んでいるので、2時間じっと狭い場所に座っていなければならないことを考えると、かえって良かったのかもしれないと思うのだった。
ベルギー国境手前のローゼンダール駅、左はベルギー国鉄のレトロ電車、右がオランダの標準的電車。
そして、オランダの新しい電車 ・・・ よくこのブログでも書いているが、オランダの電車は乗り心地がいいし、デザインもいい!
ベルギーとオランダの国境付近 ・・・ 何も変わるものではない。
にしても、ベルギー国鉄の電車に乗り込んだが、行き先表示がベルギーの国境駅であるエッセン(Essen)だったので、すぐ次の駅であるEssenで降りたが、その電車は実はアントワープまで行く電車であるようだった ・・・ なぜそんな表示をするのだろうか?(僕はそのまま乗っていればアントワープに行けたのに降りてしまったのである)
エッセン駅
次に来たブリュッセル行きに乗る。
この時、スキポールから1時間後に出たベルギー直行電車に追いぬかれた!
「くそ!」と思ったが、1時間後の直行電車だって欠行の可能性があるなら、僕の行動は間違いではないはず ・・・ それくらい僕の中では信用を失っているベルギー国鉄だ。
懐かしのアントワープの街が見えてきた!
アントワープ駅に着いてからは乗り換えもスムーズで、大好きなアントワープ中央駅の写真も撮れないまま忙しく乗り換えリールへ!
駅まで迎えに来てくれたKatrienと、久しぶりの再会。
自宅に帰ると、テラスのゴーヤー君は、まだ花を咲かせているものの葉は黄色味を帯びて紅葉の感じだった ・・・ どうやら雌花は出て来なかったらしく、実は付いてなかった ・・・ 残念、今年はダメだったか、まだ、来年の分も種は残してあるので、再挑戦だな。
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