ゲントの聖ミヒエル橋の下まで来ていたんだっけ?
コーレンレイ(Korenlei)の岸から、聖ミヒエル橋に上がっていく階段があるので、それを上がると、レイエ川の両岸、コーレンレイとグラスレイが見渡せる ・・・ 素晴らしい景観だ!
同じ場所から、右側に目を移すとゲントの中心部、聖ニコラス教会、繊維ホールと鐘楼、そしてバーフ大聖堂の塔が一望できる ・・・ この橋の上は素晴らしい景観が2ヵ所見えるということで、絶好のポジションだね、それに橋の街灯には「聖ミハエルの像」も立っている。
さて、中心へ向かっていきますか ・・・ おっと!バスとトラムの挟み撃ち!
左がトラムで、右がバス・・・ほとんど同じ?
そうなんだよね、同じ会社で、デザインが同じで、バスまで2両連結だから、ムカデのように走っている・・・タイヤを見ないと区別がつかない・・・って、細部には違いがあるけれど。
旅行ガイドブックには、「Gent-Sint-Pieters駅から旧市街へは駅前でトラムの1番に乗りコーレン・マルクト(Koren Markt)で降りる」 と、案内されている ・・・ そのコーレン・マルクトがこの広場である(聖ニコラス教会の裏側といったほうがわかりやすいか?)
鐘楼・・・以前、登ったことがあるので、参考までに「甥っ子、Gentへ行く!」をどうぞ!
聖バーフ大聖堂 ・・・ 言わずと知れた「神秘の仔羊」 ・・・
「神秘の仔羊」の作者ファン・アイク兄弟の像が大聖堂の裏側にある。
大聖堂の横側
聖バーフ広場(Sint-Baafsplein)に面して劇場があり、そこではフラマン語でのみ劇が上演されるという、かたくなにフラマン語を守り続けている劇場だ。
その劇場の向かいに「フラマン語勝利の泉」がある ・・・ フラマン語のシンボルを示す女性とシンボルを守る男性像、その下にベルギー独立当初、公用語はフランス語のみだったが、オランダ語(フラマン語)も公用語として認めるよう尽力したという、ゲント大学のヴィレムス博士の肖像がある。
ゲント市庁舎 ・・・ 右側と左側では建築様式が違う ・・・ 建築にあまりにも長い年月がかかったため時代の建築様式の変遷がうかがわれるのだという ・・・ 建築家には一見の価値ありか?
Sint. Niklaaskerk=シント・ニクラース・ケルキ・・・ガイドブックには「聖ニコラス教会」となっているが、そのままオランダ語読みでシントニクラース(kerkは教会のこと)・・・ サンタクロースの語源となった聖人の名のついた教会という事だ・・・同じ名のついた教会はいくつかある・・・
ベルギーにはSint. Niklaas市もあるくらいだ・・・その市庁舎前には巨大なサンタクロースの像がある(上の写真はSint. Niklaas市のサンタクロース)話は飛んでしまうが、Sint. Niklaasは、船乗りと漁師の守護聖人であるらしい ・・・ サンタクロースは船に乗ってやって来る! と、いわれているのはそういう事だったのかぁ ・・・ と、いう訳でサンタの話は終わり!
聖ミハエルの像は、大抵、剣を持ち魔物を組み敷いている場面が多い ・・・ ブリュッセルやブルージュにもある。(写真は聖ミハエル橋の街灯)
夕暮れ時のグラスレイ
だんだん暗くなって雰囲気が出てきた!
フランドル伯の居城。
聖ニコラス教会。
バーフ大聖堂のライトアップ。
この場所で、Gent-Sint-Pieters駅行のトラムを待っていたら、しばらくしたらそのトラムがやってきて、「よしよし」 と思っていたら、僕が待っている停留所の手前で右折して、別の道へ入っていった!
「おいおい、冗談じゃない!」 僕は慌てて道を横切り、そのトラムを追いかけていったら、右折したすぐそこに停留所があり、止まっていた ・・・ ふぃ~、間に合ったぜ!
無事ゲント駅到着 ・・・ 鉄道下の通路が面白い。
Gent-Sint-Pieters駅は、まだ近代化されていない。
と、言うことでゲント ・・・ 午後4時過ぎから家を出ての「突撃観光」も無事に終わった ・・・ ベルギー国鉄・秋の格安E-チケット10€と、トラム1回券1.2€、あとは缶ビールを1本買っただけ。
電車の中でよく見ていると、ベルギー人も結構使っていますね、このE-チケット。
もう少し大きい写真で見たい方はこちら
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