テニス三昧の火曜日

平日の火曜日午前、時々お呼びがかかるダブルスの練習試合。

平日の昼間なんて、いつも定年退職者の運動の時間である。

僕とKatrienは、仕事柄、時間調整できるので、時々（欠員が出たとき）呼ばれることになる　・・・　だから相手はいつも60代、70代の皆さん。

60代のロニーおじさんとKatrienのペアと、僕と70歳のリディアおばさんペア　・・・　ロニーは歳の割にはよく走るし、力強い球を打つ　・・・　リディアは走れないが、手の届く範囲に来た球はよくコントロールして返すことができる　・・・　と、いう事は僕はリディアのカバーをして走らなければならない。

普通に考えれば、Katrien・ロニーペアが強いはず　・・・　案の定、第１セットは、1-6で僕らは簡単に取られてしまった　・・・　しかし、第２セット、僕が体が温まって、調子が出てきて走り回り、リディアがサイドを抜くパッシングを何度も決めて形勢逆転！

6-1で取り返した！　・・・　悔しがるロニーおじさん、「あと１セットやるぞ！」　・・・　第３セットは大接戦で、ドタバタの長いラリーもあり、超面白かった！

ま、最後は実力通り、Katrien・ロニー・ペアが６-４で取って勝利したが、リディアさんも自分のプレーにも、みんなの素晴らしいラリーにも大満足で、上機嫌！

僕らは屋内のコートでプレーしたが、外では・・・

サッカーのリールセの選手がテニスをしていた！

サッカー選手とは言え、プロのスポーツマンなので、走ってボールを捉えるということに関しては感心するほどうまい！

ラケットの面の作り方が慣れれば、普通に僕らより良くなるかもしれない。

午後、僕はひとりで、このテニスクラブに戻り、今度はおじさん（おじいさん？）たちとのダブルスが待っていた　・・・　60代のジェフ、70代のシャーガル、80才のジョン　・・・　やっぱりおじいさんか。

さすがに70代、80才になると足が衰えているが、サーブはなかなかいい、手の届く範囲の球は結構いい球を打つ！

この時は60代のジェフが調子が悪く、無気力プレーをしていたので、僕はわざとジェフにボールを集めて「やる気」を起こさせるために苦労した　・・・　いや、ほんと彼は大人気なく、感情の起伏の多い人で、いつも気を遣う・・・調子が良くて気力充実しているときはガッツ丸出しだが、気力のないときは、ずっとうつむいてトボトボ歩いている・・・そんな感じだ。

僕がシャーガルと組んで、第１セット6-1、第２セット6-4で取ったあと、第３セットは、シャーガルが疲れて、またったく走れなくなり、6-4で取られた　・・・　シャーガルは疲れたのでこれで終わり、ジョンも終わり。

予定の２時間には、あと15分残っていたので、ジェフとふたりでラリー練習をした　・・・　この時には僕は決める球を打たず、彼に好きなように打たせて、拾いまくった（僕は走る練習）・・・　やっとジェフの笑顔が戻り、復活した！　2時間になり、コートからでなければならなかったが「別のコートに移って続けようか？」と、彼は言ったが、僕は買い物をしなければならない用事があったので断った。

ジェフ、いい人なんだけど、コート上では自分の気分にかかわらず、もうちょっと楽しくプレーして欲しいなぁー、と思うんであります。

火曜日、午前２時間、午後2時間のテニス三昧の日になった。

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