日曜日、お昼頃にテニスをしたあとの午後、用事で家族揃ってお出かけをした帰り道の途中で、遠くに風車の羽根が回っているのが見えたので 「風車祭りをしているかもしれない!」 と、思って寄り道をしてみた。
場所はLierから車で15分くらいのところにある Pulderbos という小さな村 ・・・ ここは3年前に沖縄と大阪から来た4姉妹を連れて行ったところで、そのときがちょうど風車まつりの日だった。
ところが今回は、風車は回れど騒ぐ人はおらず、静かなものだった。
空は晴れ渡り、樹の下では馬が草を喰み ・・・
Momoが牧場の芝で遊ぶ ・・・
大きな車輪の荷台が花壇になっている!
風車の後方 ・・・ つっかえ棒みたいなものは、風車の羽根の向きを変えるための装置。
荷車の車輪が立てかけられているのは、農具小屋。
農具小屋の管理人のおじさんに、中を案内してもらった ・・・ て、いうか、小屋の入口で、とうもろこしの皮むき作業をしていたおじさんに 「中を見てもいいですか?」 と、聞いただけだったのだが 「あぁ、いいよ、どうぞ」 と、愛想よく通してくれて、後から付いてきて説明までしてくれたのだった。
おじさん曰く 「風車まつりは2週間前に終わったよ」
ビール樽運びの台車! ・・・ いろんな台車があった ・・・ 用途ごとに台車の形も変わるものなのだ!
脱穀機! ・・・ ハンドルを回すとパタパタと羽が動き風を起こして、籾殻を吹き飛ばす仕掛け ・・・ 昔のね、電気がない時代のアイディア商品!
昔からの農具の歴史がわかる展示物が所狭しと置かれている。
さてこれは何の台車でしょうか? ・・・ 「これは実際に犬が引いていた台車なんですよ」 と、おじさんが説明してくれた ・・・ 「へぇ~、 ・・・ じゃ、パトラッシュが索いていたのは、これなんだ! ・・・ 思ったより大きいぞ!」 おじさんに「フランダースの犬」が日本では大人気なんだと説明をしてから、「Momoちゃんの記念写真を撮りたいんですけどいいですか?」 と、聞くと、おじさんは「どうぞ、どうぞ」と、喜んで、周りにあった小道具たちを片付けてくれた。
さて、Momoちゃん、やってみようか! ・・・ あぁー、やっぱりこの車、大きすぎるわい!
「こんなポーズでいいですかぁ~」 と、Momoちゃん ・・・ 後ろで、おじさんが荷車を持ち上げて、手伝っている(笑) ありがとう、ほんとに!
農作物を運ぶ台車。
左はレンガを運ぶ台車、右のかごは子豚を入れて、市場まで運ぶ台車。
「これは洗濯機ですよ!」 と、ハンドルを回して中を見せてくれたが ・・・ 桶の中にある羽根は、回転するのではなく、パタパタパタ と、往復運動をするように作られていた ・・・ うーん、これも面白いアイディア商品だぁ~! 電気がない時代の手動洗濯機!
風車の脇にこの小屋はあった。
中庭には、こんな車が停められていた!
風車の隣にあるもうひとつの建物はカフェだった ・・・ その名も 「風車小屋」
大人しく待つMomo ・・・ えらいなぁー!
風車小屋のカフェ 「MOLENHUIS」
お昼のテニスの後に、川沿い自転車道で摘んできたホップの花 ・・・ しばらく置いておくとドライフラワーのようにカリカリになる。
そのあとで、ハーブティーにしてみるのも良い。
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