オランダ国境に近い「ホーフストラーテン(Hoogstraten)」 という町に行ってきた。
我が家から車で40分くらいで着くが、あと3分も進めばオランダという位にベルギーの端っこである。
天気はイマイチで外気温は11℃と表示されていた ・・・ あと2週間もすれば黄色く染まるであろうプラタナス並木を通り抜ける(まだ、リール近郊)
途中にあった町 レイケボルセル(Rijkevorsel)の教会 ・・・ 町の真ん中にでんと立っている!
目的地のホーフストラート市の教会 ・・・ この教会が見えたところで右折して、用事を済ませてくる。
用事というのは、Momoちゃんの輸送用ケージ(ペットキャリー)購入だった ・・・ Katrienがネットで探した中古で、旅行用に使えるプラスチックの丈夫なケージ ・・・ 来年の目標にしている「Momoちゃんも一緒に日本へ里帰り」計画の行動開始である。
用事を済ませたあとに、街の中心あたりを散歩してみる。
歩道の休憩場所に、初老の夫婦が仲良くダンスしているような構図のモニュメントがあった。
街のショッピング通り ・・・ 駐車帯があって、自転車道があって、歩道、店舗と、ショッピングには便利な街だ。
オランダが近いせいか、どことなく普通のベルギーの街と違う雰囲気を醸している ・・・ 道行く人の会話を聞いていると、オランダ人のオランダ語の発音が聞こえる ・・・ おそらくは近隣のオランダの田舎町からショッピングに訪れているのだろう。
方言程度の違いはあるが、言葉も同じなので、国境を越えての行ったり来たりは日常生活の一部だろう。
(オランダ人のオランダ語というのも変だが、ベルギー人のオランダ語との違いは、Gの音を鼻にかけて、ヘッ、フェ、と強く発音する・・・ベルギーではRの音を巻き舌で、ルルが尾を引く ・・・ ベルギーのオランダ語はフラマン語とも言うが)
玄関ドアの上に金の羊が吊るされた窓枠があった。
いつの間にか青空が広がるホーフストラーテン。
教会(Sint-Katharinakerk)の中に入ってみた。
綺麗な内部、彫像は少ない ・・・ ちょうど聖歌隊が練習をしていた。
ステンドグラスと主祭壇上部に浮かぶキリスト像。
絵画のキリスト。
聖ヨーリス(Sint-Joris)木像 ・・・ 聖ヨーリスと言えば、アントワープに「聖ヨーリス教会」いうのがあって、そこにはもっと立派な像があったことを思い出す ・・・ どちらもドラゴンを退治している構図である。
教会(Sint-Katharinakerk)側面から。
1525年から 1550年にかけて建てられたレンガの色に白いラインが美しい教会で、レンガでできた鐘楼の高さは105mあり、ベルギーの教会で3番目の高さ、レンガ造りの塔としては世界でも最も高い塔であるとされている。
教会の隣にある市庁舎(観光案内所もあり) ・・・ 教会と統一されたデザインになっている!
街で出会った子犬ちゃんと遊ぶMomo。
どことなくオランダ的と思わせるホーフストラーテンの町 ・・・ Hoogstraten とは直訳すれば「高い道」という事になるが、何か意味するものがあるのだろうか?
この町からオランダ側に行くと、国境を越えてベルギーの町(飛び地)があるという奇妙な地域がある ・・・ いつか行ってみたい地域だ。
今回はそこまで行かずに引き返す ・・・ 街路樹のアメリカガシワの木は紅葉が始まっている ・・・ もう少しで紅葉の見頃を迎えるベルギーだ。
写真アルバム 「Hoogstraten , 12 Okt 2013」
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