20.10.13

メッへレン Mechelen

金曜日に「勝手にビールフェースト!」 と書いたが、せっかく撮った(ビール以外の)メッへレンの写真もあるので紹介しておこう。

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これはメッへレンに行く前の、リール市内の遊歩道にある、大きな栗の木の下 ・・・ イガグリゴロゴロ。

プラタナスの葉と栗の実

たくさんのイガグリの上にプラタナスの葉が1葉。

遊歩道(Lier市)

遊歩道は、ジョギングの人や犬の散歩、お年寄りの散歩、そして僕には駅まで行く道でもある。

マルガレータの宮殿(後方)

仕事の用事で行く時は車で行くことが多いのだが、僕は街歩きをしたかったので電車で行った ・・・ 平日はリールの駅からブリュッセル行に乗れば、ひと駅でMechelen駅に到着する(所要時間16分)。

しかし、駅から用事のある裁判所まで徒歩で20分ほどかかる ・・・ 裁判所というのは旧マルガレータの宮殿で、立派な建物だ ・・・ 上の写真はその宮殿の裏側、今回初めて目にした裏側だった ・・・ レンガ造りの立派な建物じゃないか!

マルガレータの宮殿(正面)今まではこの石積みの正面からしか見ていなかったから、だいぶ印象が違う。

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裁判所は、「マルガレータの宮殿」として観光ガイドブックにも載っているが、観光客はこの中庭しか見学できない ・・・ 僕は用事があるので宮殿内部に入ることができるが、宮殿といっても現在は裁判所なので、法服を着た裁判官や弁護士が行き交って、豪華な装飾品などは一切ない。

僕も自分の用事の部分しか見ることはできないが、16世紀にネーデルラント(今のベルギーとオランダ)の国はメッへレンを首都として、マルガレータ妃が統治し、繁栄したというのだから由緒ある宮殿である ・・・ そして、「日の沈むことなき国」と言われた神聖ローマ帝国を築いたカール5世も、ここで叔母であるマルガレータ妃に養育されていたというのだから、世界を動かした宮殿とも言える ・・・ なんてことを考えながらここを訪ねると感慨深いものがある。

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街からこの庭に入るのは、小さなドア1枚のみ ・・・ 初めてくる観光客は、たいてい見落として、通り過ぎてから戻ってくるのが普通である。

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裁判所から市庁舎に向かう途中にある、Veemarkt広場はメッへレン中心部の主要バス停であり、試しにアントワープ行きのバスはあるか見てみたら、ありました ・・・ 所要時間85分 ・・・ 1時間半近くかかるのかー、バスで行ってみるのも悪くないなと思っていたが、あきらめた。

市庁舎

市庁舎のあるフロートマルクトを通過する。

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マルクトに面して可愛い家たちが並んでいる。

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聖ロンバウツ大聖堂 ・・・ メッへレンのランドマーク!

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僕は、メッへレンの地ビール工場、ヘット・アンケル醸造所を目指していた ・・・ もう、何度も訪ねているので迷うことはない ・・・ その道の途中にも2つの教会があり、醸造所のとなりは大ベギン会修道院跡である。

リールでもそうだが、修道院敷地内は道幅が狭く、袋地になっているので車の通行はほとんどなく、静かな場所である ・・・ こういう小道を歩くのが好きだ。

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今は修道女が住んでいるわけではないが、おそらくは、心静かな人々が質素に住んでいるに違いないと思わせる。

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こんな静かな場所を楽しんだあと、醸造所の直営カフェで、カール5世の名が付いたビールの1杯を飲んで休憩する ・・・ それは僕の楽しみ方。

ダイル川

魚市場

市内を流れるダイル川(運河)のほとり

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3連アーチの石橋 ・・・ アーチの下を通り抜ける、川の上の遊歩道。

ベートーヴェンと、祖父のベートーヴェン Van Beethoven

このブログで何回か紹介しているが、有名な作曲家ベートーベンの祖父はメッへレン出身であったということを示す像が建っている。

ベートーヴェンの祖父はこの辺りに住んでいたという Van Beethovenstraat

そしてこの場所は「ファン・ベートーベン通り」という名になっている。

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川の上の遊歩道を静かに歩く ・・・ 車道やショッピングストリートのような騒々しさがなく、落ち着ける歩道だ ・・・ 足元がちょっと揺れるけど。

写真アルバム 「Mechelen , 18 Okt 2013

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