10.8.09

4度目のファイナル進出

Katrienは、先週もシングルスは好調だった。

木曜日は、2週間前に対戦して、接戦で勝ったサーブとバックハンドスライス、ボレーが強力な武器のニーナさん。

彼女は「この次に対戦したら、私が勝つからね、勝つための作戦を考えておくから」フレンドリーでありながら、勝負に対しては強い意志を持っている。

彼女の気合いに押されたかKatrienは、終始、緊張が解けず、相手のバックハンドスライスとボレーにてこずっていたが、「バックで打たせるとポイントの確率が高いから、フォアだけを狙ったらいいよ」と、アドバイスすると、それを実行し、相手のミスを誘うようになった。

「よしよし、時々はバックでも打たせて、前に出てきたら、極端なロブで、後ろに反して・・・」と、次なるアドバイス。

言われた事を実行できるKatrienも大したものだ。次第に形勢逆転し、結果的に6-4,7-6最後はタイブレークで振り切った。

P1330969 そして準決勝は土曜日、この日も格上(モレスモ似)を相手に最初は緊張したが、持ち前の粘り強い返球で、相手のミスを誘い、リードしたまま進める事が出来た。P1330970相手は地元出身という事で応援も多かったが、よく耐えて 6-2,6-4と、割と安心して見ていられた。

そして、日曜日のファイナル。

相手は、先々週対戦し完敗を喫した、同クラスのランキングNo1のティヌクさんだ。

はっきり言って、このティヌクさんは、このクラスでプレーするようなレベルではないので、僕が、Katrienにアドバイスできる事はない。ただ、「楽しんで、出来るだけ長くラリー出来るようにしたらいいよ」くらいだった。

ティヌクさんのプレーは、試合の組み立て、ウィニングショットに持っていくまでの、流れの作り方の、お手本を見ているようであった。

Katrienの今の実力では、仕方のない敗戦で6-1-,6-0で、負けて準優勝。

夕方のファイナルレセプションにも参加し、シャンペンやワイン、手作りのサングリア(赤ワインにフルーツを入れたもの)いろいろなカナッペ類が、振る舞われた。P1330973

隣町のEmblemと言うテニスクラブだが、静かな環境で、隣は墓地だったり、小さなチャペルもあり、ペタンク場やサッカー場、トランポリンもあり、

テニスに関係のない老人たちも集まり、カフェでワイワイしているのが日常の様であった。

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