昨日(火)快晴のベルギー
かねてから希望していた、ベルギーに住む沖縄出身者(知っている限りで4名いるらしい)3名が集まり、ユンタク(おしゃべり)会を開いた。
ベルギー在住10年以上になる、ミチヨさん宅にお邪魔した。
その前に、アントワープで音楽学院に通う学生、ケンスケ君を、僕の住むLier市に招いて、一通り市内散策を楽しんでもらった。
Lier市は「小さなブルージュ」と言われるくらい小さい?
いやいや、中世の雰囲気を残す旧市街の街並みや、修道院、市内を運河が通っていて、遊覧観光もできる事から、ブルージュの雰囲気があるのです。
でもやっぱり規模は小さい。旧市街の外周を、一周できる緑豊かな遊歩道を一周し、中心付近の主要観光名所を回っても、3時間余りで終わってしまう。
ま、美術館、博物館、教会などの内部見学はしてないから・・・。
その後、僕が車を運転をして、15分くらいで行ける隣町のミチヨさん宅へ。
テラスでしばらく休んで、ビールなど飲んでから、せっかくのいい天気なので、ご主人(オランダ人)の案内で、宅の周辺を散歩で案内してもらった。
ベルギーの地図を見ると、所々にこのような、5角形をした、真ん中に島のある池がある事が分かる。
ご主人の説明によると、第1次世界大戦のときの、軍事施設の要塞であり、武器庫などに使われていたらしい。
そんな池の近くにお住まいの家族である。
池の周りの遊歩道を歩いた。静かな池で、池の周りを宅地が囲んでいるので、住宅の庭からは、池に通じる小道を作っていて、散歩をしたり、釣りを楽しんでいるようだ。
なんだか、Lier市でも見た覚えのある光景があった。
こちらは本物(アートではない)、ボートもあるし、いすに座って休める。
きれいなハスの花に、糸トンボが止まっていたが・・・
ハスと言えばレンコン!ベルギーでレンコンの話を聞いた事がない。
個人所有のボート、周辺の人は、ボート漕ぎして釣りもできるし、散歩も出来ていいなー、と、うらやましく思う。
ボートの下には魚が・・・トウギョのように見えたが・・・
時々30cmクラスの魚も釣れるらしいが、基本的にキャッチ・アンド・リリースだそうだ。
沖縄県人には「池の魚を食べる気しないよねー」の意見。
この季節、ベルギーの野山や庭でも、鮮やかに赤い実をつけている木を見るが、名前知らず。(食べられるものではないようだ)
そういえば、池の周りを散歩しながら、道端のブラックベリーの実を摘んでは食べた。
生垣に洋ナシの木を使うと、収穫も出来て一石二鳥です。
ベルギーの田舎(庭のある家)では、庭を道行く人に、楽しんでもらうように作られているのではないかと思うほど、どこの家の庭も奇麗だ。
僕が思うに、庭をきれいに見せる事で「この家に住む家族は円満で、家族思いのご主人がいる」という、印象を受けるのである。
あ、散歩話が長くなってしまった!
家に戻り、Katrienも仕事を終ってから合流し、夕食を食べることになった。
ミチヨさん作「なんちゃって沖縄そば!」
その理由は、麺が沖縄から調達できないので、中華麺の平たいヤツを使っていた。なかなか良いアイデアである。
見た目は「まんま、沖縄そば」で、、麺がちょっとフヌケ気味だった以外は、だしの効いたスープに三枚肉、紅ショウガと、限りなく沖縄そばに近かった。
食堂用割り箸(なつかしいー)、七味唐辛子、八重山の香辛料(ひふぁーち)まで準備してくれて・・・ありがとう!ミチヨさん。ハナマルです。
アントワープで独り暮らしのケンスケ君も、感動しておりました。
僕は家で「豚肉のラフティー風」を作ったものを持参した。
ベルギーでのそれぞれの暮らしぶりや、沖縄での話題、ヨーロッパで活躍するウチナーンチュ(沖縄人)の話題などがあった。
ツール・ド・フランスでの、新城(アラシロ)選手の活躍。
フランスで宮里藍の米ツアー初優勝、そして全英での3位、参加日本選手中、上位3人(藍、美香、しのぶ)が沖縄出身だった事。
オランダの音楽祭で、西原高校が金賞をとったことなど、楽しい話題は尽きなかった。
まあ、しかし、楽しい時間がたつのは早いもので、22時頃になり、帰宅する事になった。12歳の長女エミリちゃんが、お客さん3名にそれぞれ、折り紙で折った「お船」をプレゼントしてくれた(これも上手に出来ていた)。
僕は、自宅に着くと、お腹いっぱいで、ソファーに横になって、バタンキューでした。
また、やろうね!
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