アントワープを歩く

僕も、ベルギー人並みに、夏を楽しみにアントワープ散策に出かけた。

今日は金曜日、天気も良かったので、アントワープの金曜市場で、毎週開催される、「蚤の市」を見るのが目的だった。

Lier駅で買った電車のチケットは「WEEKEND」の刻印で、3.4ユーロ(平日は5ユーロ)、週末割引料金で得をした。

街の活性化のために、それはいいですねーと、感心するのである。 アントワープ中央駅から、市役所や大聖堂に向かう道で、レイス通り、クラシックな建物が立ち並んでいる。

花壇には、ヒマワリの花が満開。 いつでも歩行者天国状態だが、時々車が通ったりする。 駅から30分ほどで金曜市場に着く。

アントワープ大聖堂近く、フルーン広場から近い。

競売方式で、セリ人がいて、掛け声をかける。

「はい、犬の形をしたロウソクだよ、かわいいよ、1ユーロからどうだ！」

たくさんの観衆が手を挙げるが、その中から「2ユーロ」の声。

セリ人「3ユーロは、いないか？・・・よし、そこの2ユーロに決定」と、そんな調子だ。

1ユーロから、真剣によくやるものだ。

同じ製品がある場合、最初の落とし値で、次々、欲しい人が手を挙げて買って行く。

型遅れ、箱入りの家電製品や、中古オーディオもあるが・・・粗大ごみから拾って来たような、 まったくのガラクタもある。 ついでに、市役所も行って来たが、いつもより沢山の旗が掛けられていて、よく見たら「日の丸」もあった（なぜか日の丸だけ元気に、ハタメイテいる）。 フルーン広場から運行している、観光遊覧バス。わざとらしく面白い形にして、3両連結。 ルーベンスさんは、いつもここ（フルーン広場）にいます。 赤いトラム（路面電車）だが、ボディーに白い車の絵が書いてあるので、一緒に走っているように見えた。 お、懐かしい赤ちょうちんの掛かるお店。

メインストリートからは、ちょっと外れた通りにある、HAYASHIという、ジャパニーズレストラン。

この間の、ミチヨさんのご主人が、「安くておいしかった」と言っていたレストランか？

ま、昼間だったし、僕は来週、沖縄に里帰りするので、格安料金でめいっぱい食べられる。今回はパス！

ワッペル広場まえにあったソフトクリーム屋さん 薬屋(APOTEEK)さん

文字に、まつ毛が生えているように作ってあるが、これはデザインじゃなくて、針金を立てて、ハトが、そこに止まれないようにする、アイディアなのです。 駅前近くのワッフル屋さん

窓に向けてカメラを構えると、売り子のお姉さんが、大きく手を振った。

この近くを通りかかった時、奇跡的な事が起こった！

今年の1月末から2月末まで、1ヶ月間通ったメッヘレン市でのベルギー(オリエンターシー)講座の、同期生で、いつも僕の隣に座っていたアフガニスタン人のアミン(27歳、かわいい名前、いい男)と、目の前でばったり出会った。

彼はメッヘレンに住んでいるので、アントワープにもめったに来ないと思うが、点と点で遭うとはホントに奇遇だ。

「アミン、元気かい」｢あー元気だよ、あなたは？」

「すべて順調だよ、オランダ語の不得意以外はね・・・」「そんなことは気にしなくていいよ、今日は散歩しているの？」

「ああ、写真を撮りながらね、僕は毎日のようにテニスをしているよ」｢ああ、それは健康にいいね、頑張ってね」

｢お互いにね｣

と、まあ、オランダ語（？）で会話をした・・・想像の部分もあるが。

中央駅前広場に出来た、移動遊園地

メリーゴーランドだが、これはスゴイデス！

後日、詳細を伝えたいが、これは回転する（動く）アートです。

芸術です！メカニカルです！

メカ好きなら感動します！

単なる回転木馬じゃなく、乗り物は昆虫や、牛や魚などで、しかも乗った人が、その手足や羽根、首などを動かして、生きているように操作できる。

これ、大人でも、はまってしまいます。

あ、すんません、後日、動画付きで解説したい。(文字では表現できない)

（写真アルバム)Antwerpen 08 Aug 2009

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