No1に挑戦

土曜日、KatrienはDuffelのテニス大会

女子Dames 4（一番下のクラス）準決勝で、このクラスで断トツのNo1に挑戦した。

「そんな強い人に負けて当然だが、それでも3ゲームくらいは取りたいな」との目標を持って、挑んだのだが・・・・

なんと、第1セットは3-2までリードしていた。

結構、長いラリーが多く、見ていて面白い試合内容だった。

しかし、さすがに相手はチャンピオンで、ラリーの中で、だんだん流れを自分に引き寄せ、甘い球を見逃さずに、決めるようになってきた。

黒いウェアのチャンピオン。肌も焼けているが、インド人と言う事だった。

Katrienは、左右にボールを散らして、相手をよく走らせて、いい展開までは持って行くのだが、相手もよく動いて返していたので、やっぱり強いという事だ。

相手は、落ち着いて試合をコントロールし、決して焦らず、甘い（短い）球が来るのを待つ我慢強さがある。短い球をすかさず、ショートクロスに決めるのが彼女の得点パターンだった。

そんな展開が続き、3-2の後は、1ゲームも奪えず、3-6，0-6で負けてしまった。(それでも内容は良かった）

No1がどれくらい断トツかと言うと、今シーズンのシングルス大会で64勝4敗、9回の優勝がある。

280名以上が参加している、アントワープ地区のランキングNo1の実力を証明してみせた。

試合後の「勝者のおごり」で、相手はKatrienに、強くなるためのアドバイスをしてくれた（意外と？いい人だったなぁー）。

そして、ベルギーテニス協会のランキングシステム、クラスメントシステムを詳しく教えてくれて、彼女も目指すクラスがあるから今シーズンは、出来るだけ多くの大会に出て、ポイントを稼いでいるのだと明かしてくれた。

Katrienは現在6位だが、経験の差とも言えるので今のところ仕方のない、力の差だ。本人も「もっと、レベルを上げ、上のクラスへ行きたい！」と、やる気満々である。

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