日曜日、午後から前日に買って来たサツマイモでスイーツ作りに挑戦する。
とはいっても初めての事なので、ネットでレシピを検索して、これだと思うのをプリントしてあったので、それに従って作り始める。 1週間前に買ったサツマイモは左側のベニマサリ(農林認定)大きさも手ごろでレンジでチンしておいしかった。(食用にはこちらが良いようです)
右側は(今回はマーケットではこれしかなかった)手に余る大きさの ジェイレッド(農林認定)切り口がオレンジ色でβ-カロチンを多く含むのだそうだ。皮部分が厚く硬かった。レシピによる作り方は簡単!
皮をむいた芋を輪切りにして、水にさらした後レンジでチンしてマッシュポテトにする。
卵黄、ラム酒(わざわざウイスキーコーナーで買った)、砂糖を加え混ぜる。(レシピにあったシナモンと味醂はなかったのでパス!)
ベニマサリは手ごろな大きさだったので薄い輪切りにして台として使い、その上にジェイレッドのマッシュをホイップのように盛り付ける。
オーブンで数分ずつ焼いて、つやだしの卵黄を3回塗って焼きあがったのがこの完成品。
焼き色と言うより、最初からオレンジだったので、おいしそうに焼けているではないですか。
ジェイレッドと言う品種はβカロチンを多く含むので(日本では)ジュース用に利用されるのが一般的だそうで、食感はちょっとざらつき、繊維があらそうな感じだった。
ま、しかし、上質な食物繊維を摂っていると思えば喜ばしい事だ。
さっそく完成品を持ってブレヒト(Brecht)に住む両親宅へ急行して、義父に試食してもらう。
義父「美味しい、いいよこれは、ちょっと何か固いのが入っているが何だろう」と言ったので、「それは、台に使っている芋の皮ですね、次回は皮をむいてから使った方がいいかもしれないですね」と僕、Katrienは「台は芋の代わりに小さいビスケットでもいいんじゃないか」と意見が出て・・・。
義父は「ところで、このデザートの名前は何かね?」と聞くので、はて、レシピにも特に名前はなかったが・・・「沖縄で昔から食べられている長寿の秘訣だから〝オキナワンスイーツポテト”とか〝ロングライフポテト”はどうか」とKatrien。
義父「ウンチじゃまずいよね、・・・おっぱいに付いているあれは日本語で何と言うのかね?」「それは乳首です」と僕、「そう、それにしようCHIKUBI」何とも茶目っ気のある義父である。
義父の眼鏡にかなって、来週100個ほど作る事になった。
ベルギーでおいしいサツマイモが食べられる事にもビックリだが、もともと中米原産で、南米、東南アジア、中国、琉球王国(沖縄)を経て九州(薩摩)と広まっていったのだから、南米から直接ヨーロッパへ渡っていたら、日本より歴史は古いのだろう。
2 件のコメント:
美味しそうですね!
ブログ拝見してお腹すきました。
このお芋たちで沖縄風てんぷらも美味しいかしら?
もちろん、おいしいでしょう!
天ぷらと言えば、こちらのスーパーの魚コーナーで「いゆ天ぷら」みたいなのを売っているが、興味はあるが、味に期待していないので買った事がないのです。
今日はアントワープで、ゴーヤーとスクガラスを見つけました。
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