ついにやってきました「高齢者デザートコンテスト」
Katrienの両親の住む町の、とある高齢者施設の中で開かれた。
幕開けは華やかに、懐かしの曲のアコーディオン演奏から。
盲目の青年によるアコーディオンで、素晴らしい演奏だった。
本格的なアコーディオン演奏を間近で見るのも初めてだったが、右手でピアノの様な鍵盤で伴奏を弾いて、左手のたくさん並んだボタンの様なものでメロディーを弾いていた。
ヨーロッパの愛唱歌、老人たちが若いころからよく聞いていた曲を次々に弾いていくと、手拍子が鳴り出したり歌を歌う人も出たり、盛り上がってきた。
ヨーロッパの愛唱歌とは?なんぞやと思う方、驚いたことに僕が小中学校の時、音楽の時間に聴いていた曲ばかりである。「雪山賛歌」とか「おたまじゃくしは蛙の子」(アメリカ民謡)「アマリリス」などなど、日本語の歌詞もあるので、思わず僕も口ずさみたくなる曲ばかり・・・うれしいプレゼントだったなぁ。
さてさて、アコーディオン演奏を聴きながらも、デザートコンテストの試食会が始まりました。みんなで少しずつ食べて、1番美味しいと思うものから3番までを投票するシステム。(上はチョコムース)
僕は甘いものには疎いので、何の種類かさえ分からない。
これは分かる。ティラミスです。本日の目玉!「日本風スイーツChikubi」
僕とKatrienと父の共同作品。 プレゼンテーションのアイディアもいろいろです。これも名前知らず、焼きプリンか?
そしてこれが、見た目も味も抜群だった優勝作品!
プリン風の本体にフルーツをたっぷり乗せて。
これぞスイーツ、デザートといった感じで、文句なしの優勝だったでしょう。
優勝したおばあちゃん。
大はしゃぎして、各テーブルを回って優勝トロフィーを見せて回りました。
残念ながら、僕らの作品は8作品中6位という成績で、思ったより振るわなかったが、あとで納得した事は・・・。
ここはベルギーである。チョコレートとワッフルの国である。甘いものに目がないのである・・・・年を取ってもネ。
少しづつの試食でありながらも、僕は甘さに酔ってしまいそうなくらいだった。
僕は高齢者のデザートだから、甘さは控えめに・・・・と思ったが、それが甘かった!
甘いものは甘く食べるのが人生の楽しみなのだ!
今日はそういう事で勉強になりました。
沖縄の泡盛のCMにあった「ぬでぃん80、ぬまんてぃん80」
(酒を飲んでも80歳、飲まなくても80歳の人生、飲んで楽しんだ方がいいじゃないか)
そう考えるとベルギー人気質も沖縄人に通じるところがある。
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