水曜日、オランダ語教室は休み。
天気はまあまあだが、気温は14℃まで上がると言う予報に、引っ張り出されて自転車でサイクリングに出かける。
距離が約30km、時間にして約4時間の「ベルギーぶらり旅」をお楽しみください。
家を出て10分では郊外の牧場地帯に出る。
ここは自転車専用道路(もちろん人も原付バイクも通れる)
注:ベルギーでは日本式の原付バイクは、原動機付自転車で、あくまで自転車の扱いなんですね。車検もないのか、ナンバープレートも付けないでパラパラパラと走っている。
珍しく畑で仕事をしている人を発見。
トラクターで畑を耕しているが、耕した跡にはカモメが群がっている。耕した後に出てくるミミズや昆虫を食べるためである・・・。沖縄でもよく目にした光景だが、沖縄ではシラサギとイソヒヨドリがトラクターの後を追っていた。
注:ベルギーは広大な面積の農地があるが、畑で農家の人が野良仕事をしている姿を見かける事は少ない。
運河の橋に差し掛かった時、年金生活者(無事に自分の生涯の仕事を全うした人たち)の自転車集団に出くわしたので道を譲った。
上の橋を下から見るとこうです。そこを砂利運搬船の船が通過していった。
本日の第一の目標だった「Oelegemの風車」が見えた。ここまで約1時間。
Oelegem(多分読み方はオェレヘム)の町の中心、ちょっと変わった形の尖塔を持つ教会だった。
ベルギーでは各町(集落)に教会があり、その地域で一番高い塔を持っている場合が多いので、町の中心を探すなら一番高い塔を目指していけばいいので分かりやすい。
そしてその教会の大きさ、趣で町の勢力や歴史がある程度分かる。
風車のふもとまで行くと、周りは墓地になっていた。
それでも、すぐそばには風車を眺めるためのカフェもあり、駐車場もあり、中心からも離れていない。
再び運河沿いを走り始める。この運河は大きく、周囲には工場や倉庫が多く、運搬船もひんぱんに通過していった。
運河沿いを走っていると、先ほどの風車から15分くらいで、新たな風車を発見!これは最初の予定には入ってなかった風車だ(地図にも載ってなかった)。
風車の塔の大きさの割に羽根が小さいようなので、新たなスタイルだと思い、近くまで寄ることにした。
近くで見ると確かに今まで見た形と違う。
2階建風だね。塔の頭部分を回転させる装置が2階部分にある。
(塔の頭、羽根が付いている部分は、どんな風車でも風向きによって回転できる仕組みになっている)
この風車、個人所有のようで、間近で見る事は出来なかった。
ベルギーでは時々、不動産情報の中に風車付きの家(家付きの風車か?)が売りに出されたりする。 帰り道に通過した町、Vierselという町の教会。
小さい町の典型的な教会の形。 幹線道路はつまらないので、農業用水沿いの自転車道に入り、のんびり自転車、しかし帰り道は向かい風になったのできつかった!
今シーズン初「釣り堀」で魚釣りをする人々を発見。去年の夏に見た時より魚は上がらないようであったが・・・・、まだ動きが鈍いか? 農業用水運河、曲がりくねった運河の両側に自転車道が整備されている。 所々にある休憩ベンチ、ちゃんとゴミ箱も設置されている。
僕もベンチでしばし休みました。
足をあげ、血液を戻し、ケツも痛いので休める。
自然観察ポイントの林の中、こんな所まで自転車で入れるようになっているのはスゴイ!
この林の中で、去年ブルーベルとスズランの群生地を見つけたので、確認しに行ったら順調に芽出ししていた。
ま、そんな所で4時間のサイクリング、スポーツと思っているわけではないが、帰り道に風が向かい風になったので、太ももがちょっと筋肉痛になっている。
筋肉ではないが、おケツも痛くなっている。
こんなに自転車道が整備されて、老若男女、自由に自然を満喫できるなんてベルギーは素晴らしい国だ!
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