4.5.12

ベルギー旅行者への注意!

毎度、ベルギー旅行者への注意を喚起しているつもりなんですが、みんながみんなこのブログを読んでいるわけでもなく、4月中も、日本人観光客がカモにされまくり、窃盗グループではニホンジンからの戦利品に笑いが止まらない様なのだ。

情けない「平和の国」から来た観光客だ。

これじゃ、後からくるニホンジンも狙われまくりだ!

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ベルギー国内での「4月中の邦人被害事例」が公表されたので、紹介します。

【4月中の届出事案】


1.3月15日~16日の夜間,旅行中にオーデルゲム区の SOUVERAIN 通りに面する自宅に空き巣が入った。(侵入盗:在留邦人)


2.3月30日午前,アントワープ市内観光中,気付いたらバッグの中の旅券ケースが無くなっていた。(スリ:男性旅行者)


3.3月31日16時頃,サブロン広場のレストランで食事中,椅子の上に置いていたバッグ(自宅の鍵,旅券)を置き引きされた。(置引き:男性出張者)


4.4月5日11時頃,混雑したSNCB電車内で切符の検札の際にウエストポーチが空いており,旅券ケースが無くなっていた。(スリ:男性旅行者)


5.4月5日22時頃,アントワープのホテル「クラウンプラザ」のロビーで椅子の背と身体の間に置いていたバッグを抜き取られた。(置引き:女性旅行者)


6.4月6日12時頃,王立美術館近くの広場で,3人組から署名と寄付を求められ,「チェンジ・チェンジ」と言われ50ユーロを持って行かれた。後で財布をみると100ユーロとポケットに入れていたカメラが無くなっていた。(スリ:女性旅行者)


7.4月6日15時頃,南駅付近で,ジャケットにペイントをかけられ,ティッシュを渡され拭いている間にバッグを盗まれた。(置引き:女性旅行者)


8.4月6日19時頃,ブリュッセルの CITY2 からメトロ駅 ROGIER に向かうエスカレーターでバッグに入れていたスマートフォンを盗まれた。(スリ:在留邦人)


9.4月7日7時頃,ホテル「メルキュール・ブリュッセルセンター」で朝食時,友人と向かい合わって座りコーヒーを取りに行った。その際,中国系の男性から声をかけられ,同時に友人も声をかけられていた。気付くと椅子の上に置いていたバッグが無くなっていた。(置引き:女性旅行者)

10.4月9日7時頃,ホテル「Best Westin」で朝食中,気付くとバッグが無くなっていた。(置引き:女性出張者)


11.4月10日11時頃,ブリュッセルからゲントに向かう電車内で,網棚に置いていたバッグが無くなっていた。(置引き:男性旅行者)


12.4月13日12時頃,南駅でタリス車内の椅子の上にバッグを置き,少し目を離した隙にバッグが無くなっていた。(置引き:女性旅行者)


13.4月14日7時頃,ホテル「Van der Valk Airport」で朝食中,椅子の上に置いていたバッグが無くなっていた。(置引き:女性旅行者)


14.4月16日8時頃,ホテル「Radisson BLU Royal」で朝食中,椅子の背もたれに置いていたバッグが無くなっていた。(置引き:女性旅行者)


15.4月16日10時頃,南駅で切符を購入後,構内の売店を見ていたが,気付くと財布が無くなっていた。(スリ:女性旅行者)


16.4月16日11時頃,ブリュッセルのトラム 94 番のルイーズから ULB 間の混んでいた車内でコートのポケットから Ipod が盗まれた。(スリ:在留邦人)


17.4月17日7時頃,ホテル「THON・EU」で朝食時,椅子の上に置いていたバッグ(旅券,現金20万円)が無くなっていた。(置引き:女性旅行者)


18.4月18日14時頃,グランプラスのノイハウスで買い物中,気付くとバッグのチャックが空いており,財布が無なっていた。(スリ:女性旅行者)


19.4月18日,ブリュッセル空港のシャトルバス乗り場でバスを待っている間に電話を掛け,バスが来た時,足下のバッグが無くなっていた。(置引き:男性出張者)


20.4月19日7時頃,ブルージュのホテル「Casselbegh」で朝食中,椅子に置いていたバッグ(旅券,現金2000ユーロ+2000米ドル,カメラ等)を盗まれた。(置引き:男性旅行者)


21.4月20日12時頃,小便小僧の近くで誰かに押され,気付いたらポーチを盗まれていた。(スリ:女性旅行者)


22.4月25日8時頃,アントワープのホテル「Radisson BLU Park Lane」で朝食中,椅子に置いていたバッグ(旅券,現金5000ユーロ+10万円)を盗まれた。(置引き:女性旅行者)


23.4月25日14時頃,ブルージュ市内の混雑したレース編みのお店でショルダーバッグの中のポーチが盗まれた。(スリ:女性旅行者)

 

以上は在ベルギー日本大使館から公表された【被害届分析表】及び【被害例】です。

警察にも大使館に届けられていない被害を含めると、数倍になるかも知れません・・・

 

僕はベルギーに住み始めて半年くらい経った時「ニホンジンが犯罪の被害に合うケースが多い」ことを知ったので、日本人に見られないように 顔には髭を生やし始めた・・・服装はいつも簡素に・・・荷物はできるだけ少なく・・・財布はズボンの前ポケットに入れる・・・財布はひと目のあるところで出さない。

そんな生活しているが、それでも ブリュッセル窃盗団に遭遇 した ・・・ が、防犯対策として現金を多く持ち歩かないと云う鉄則を守ったので、被害に合わなくて済んだ。

被害(実害)はなかったが、犯罪手口の事例として大使館に報告し、上の「犯罪被害事例」に掲載してもらった。

楽しい欧州旅行で苦い思い出を作らないためにも、「比較的治安は良い」と云われるベルギーにおいても、十分な対策をしていただきたいものです。

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