LIER800、蒸気機関車に乗った所まで書いたか・・・
蒸気機関車に乗り込んだ第2陣・・・
最初は(あまりにも子供向け過ぎて)「乗るのを止めようかな」なんて言っていたが、乗ったら、ハマっているじゃないか!
すっかり馴染んじゃってるよ、ベルギーの子供たちと。
別の場所に移動すると、今度はインディアンの祈祷師みたいな集団が、わけの解らん言葉で子供たち相手におまじないをしていた・・・
祈祷師のリーダーは、目ざとく日本人乙女5人を見つけ(あまりにもアジアンテイストだったのか?)、乙女たちの元に駆け寄ってきて、前にひれ伏して・・・、腹ばいになって・・・、何をするかと思いきや、「アリガトウ・ゴザイマシタ!」と、上手な日本語でしゃべった! 何者だ、この人?
そして、ドンドン、ガラガラぴぃ~ヒャラら~、ウォ・ホォッ・ホッ~・・・と、次の場所へ移動するのであった。
相変わらずヒツジのモニュメントも人気だ!
近くにはロバもいた!(この後のパレードに参加する)
年代物のトラクターも、立派にリストアされて・・・4台程あった・・・
クラシックなトラックも、
クラシックなカーも、この後のパレードの準備。
市の中心、市庁舎のあるマルクト広場に来たが、ものすごい人出!
リールのジャイアンツも勢ぞろいしていた!
人垣をかき分けて、手を伸ばしてカメラで中心部を撮ってみたら、柵の中にヒツジたちが集められていた・・・、まだ800とは行かないようだが・・・
ヒツジが800とは言っても、2万人以上の人出があったという、あとの情報を聞けば、確かに大変な人出だった・・・
先ほどの「ブタとヒツジの結婚」
歴代トラクターのパレード・・・
これは結婚式のパレードだったようなのだ、ひょっとしたら当人たちには本当の結婚式だったのかもしれない・・・、広場のステージの上で市長も直々に登場して、結婚の宣誓をしていたのだから・・・
僕らは人垣に遮られて見ることはできなかった・・・留学生乙女たちはみんな小柄だったので、早々にあきらめて、次の場所に移動することにした。
ネーテ川沿いのテラス
近くのカフェのスタンドからビールを買って(乙女たちはアイスクリーム)、しばらくこの場所で休憩。
そして、リールの一番大きな教会、聖グマルス教会。
僕も普段はめったに内部に入ることはないが、みんなは初めてだったので、入ることに・・・
銀の聖遺物箱・・・1年に1度この教会の行列の時には外に持ちだされ、市民に披露される。
このLIER800に合わせて、教会のステンドグラスは修復され、とても綺麗になっている・・・、元々ステンドグラスの美しさでは定評のある教会なので、本当に素晴らしい。
ちょうど今、「Oog in Oog」という展覧会(有料=3€)をしていて、ステンドグラスに関する展示が行われている。
教会備品の展示室・・・モダンな展示だ!
ステンドグラスの窓はどれも大きが、全体を見ることと、部分部分を細かく見るとまた印象が変わってくるから不思議だ!
出来たら時間をたっぷり持って、双眼鏡でも持って見たら10倍楽しめるかもしれないな。
再びネーテ川のテラス席がある場所に戻ってきたら賑やかな音楽が聞こえてきた!
これはスゴイ!
ボートに乗った楽団が水の上で演奏し、観客は橋の上やテラス席で聴いているのだ・・・ボートの船頭は、くねくねとボートを徘徊させて、橋に近づけたり、テラスや反対側の岸に近づけたり、観客を楽しませている!
イカシタ演出だった!二重丸をあげたい!
そして、橋の向こう側の、静かな河畔。
マルクト広場に面した建物の壁にもヒツジが・・・
このあと、みんなで僕の家に寄って、「沖縄そば」を食べた・・・
Lierから電車で2時間半もかかる遠くから来ている乙女もいたので、19時半頃にお開きにする。
駅に向かう途中に、午前中に行ったヒツジの待機場所を通ったら、パレードを終えたヒツジたちが、本当に疲れた顔で、みんなうずくまっていた・・・
「LIER800ったって、人間どものことで、俺達にゃ関係ない・・・、なんでこんなクソ暑い日に重労働をさせられなきゃいけないんだよ! ・・・ ったく! ・・・ 俺たちゃ、牧場で一日中のんびり草を喰むのが幸せなんだよ!」
と、言われそうだ。
乙女たちを送った後、ひとり、広場に戻ってきたら、すっかり静かになり、いつものLierに戻っていた・・・それにしてもこの青空と言ったら ・・・ さすが沖縄パワーか ・・・ いや、この1ヶ月間の週末祭り期間、雨らしい雨はふらなかった ・・・ すごいぜLIER!
市庁舎の鐘楼の塔のてっぺんには「風見の流れ星」が付いている ・・・ 普通、風見鶏が一般的だが、ゲントやイーペルには「風見のドラゴン」もある ・・・ 流れ星は珍しいのでは・・・
昼間の暑さに水温も上がったか、子供たちは新しく出来た噴水の池の中に入って遊んでいた。
20:50、まだ夕陽を浴びているジンメルの塔。
我が家に帰り、テラスでKatrienと乾杯をしていると、西の空の雲が鮮やかな夕焼けに変化していった!
「毎週末の楽しみだったLIER800も終わっちゃったねー」
この天気はいつまで続くのか、夏はこれで終わりじゃないか、これからはテニスをがんばろう!とか話しながら、夜は更けていった・・・
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