久々にビールのことを書いてみよう・・・
毎日飲んでいるので、当たり前すぎると記事にもならなくなるんだよね。
ところが今回、変わったビールをプレゼントされ、記念に写真を撮っておいたので紹介しよう。
プレゼントしてくれたのは、先週の土曜日に我が家に食事会に招待されたKatrienの友人夫妻・・・、僕がビール好きだと知っているので、前回もビールの詰め合わせをプレゼントされたのだった。
上の6本、いずれも普通のピルスビールではないベルギービールだ。
変わったビールの中でも、一見普通のDuvelビールに見える、このDuvelのラベルには「TRIPEL HOP 2012」と記されている。
これは毎年、限定で発売しているらしい特別なDuvelビールなのだ!
元々、ホップのよく効いた味のDuvelがだ、通常2種類のホップを使用の所、毎年、あと1種類の違う味のホップを加えることで変化を楽しむのらしい・・・だから「トリプルホップ 2012 ヴァージョン」という事なのだ!
今回、アメリカ・ワシントン州のシトラホップを使用し、グレープフルーツとトロピカルフルーツも加えているという・・・
飲んでみた!
わずかに元のDuvel ビールの味もするが、よりホップの味を引き立て、柑橘系のフルーティーな味も加えている!
うまい!
こんなビールが常に店頭にあれば(時々は)買って飲んでみたいな、と思うが限定生産なので「一瞬の楽しみ」である・・・アントワープのカフェQMでは72本のみ提供できるそうだ(そのうち1本はマダムが試飲したそうな)
といったところで限定ビールの話は終わり、普通のDuvel ビールとグラスの話・・・
我が家のテラスで撮影したが、外の緑は新緑と新紅葉(西洋ブナ)であり、けして秋の気配ではない。
Duvel の瓶とグラス・・・左は通常のグラス、右の小さいのは、たまたま先週、酒屋へ行ったら無料で頂いてきたサービス品・・・、以前から時々目にしていて、「欲しいなぁ~」と思っていた品である・・・ラッキー!
大きいグラスの底を真上から覗いてみると、こんな文字が刻まれている。
ミニグラスを覗きこむと、こんな模様が刻まれている。
このグラス(ミニ)にビールを注ぐと、刻まれた模樣や文字から細かい泡が、続々と絶え間なく出てくるから面白い!
特にDuvel ビールは細かい泡立ちに特徴があって、ブロンド色に輝くビールの真ん中を、細かい泡が揺られながら上昇していく様を見るのは、いつまで見ても飽きない。
そういえば3年前に、沖縄からベルギーに空手指導に来られた先生方6名は、この様子を見て驚き、面白がって毎日このビールを注文していた・・・アルコール度数が8.5%というのも、沖縄の先生方には大したことじゃなかったのかもしれない。
そんなにDuvel が気に入ったのかと、ベルギー側空手協会から全員にDuvel 大瓶をプレゼントされていた(このグラスは付いていなかったが・・・)
このグラスのもう一つの秘密はチューリップ形と言われる、上の方のクビレの部分・・・、泡立ちの良いDuvel をグラスに注ぐと、こんなに泡が発生する・・・と、まぁ、普通はここで止めておくが、
このグラスに限っては、さらに注ぎ足すと泡は溢れることなく、上の方へ盛り上がっていくのである・・・これは、泡が上に行くと、クビレの部分で圧縮されて固まり、崩れないからなのだそうだ・・・へぇ~~~ってもんですね。
と、まぁ、Duvel ビールと専用グラスの関係というものであります。
ところでこのカワイイ(?)イラストのラベルのビール「CUVEE DES TROLLS」・・・ホップの妖精のようであり、確かにホップの効いた味のビール、そしてオレンジピールなどの香料も加えられている・・・
僕はちょっと、Duvelの「TRIPEL HOP 2012」に、似てるなと思っているのだが・・・
少し濁りのあるブロンド色。(Alc.7%)
ベルギー南部、モンス(Mons)の醸造所Brouwerij Dubuissonで造られている。
2 件のコメント:
Duvel Tripel Hopおいしいですよね~。
そう、私が1本”試飲”したので、お客様には71本の提供となりました。
もう一本”試飲”しちゃ、いかんかね~?(笑)
自分用に、お店で購入しようと思っても、これが売ってないんだよね。
Duvelのグラスのこと、勉強になりました。
ナルホド~です。
Duvelはこのグラスじゃないと、何となく美味しくないもんね~。
値段が値段だけに、なかなか売れないかもしれない、と思うのですがどうでしょう・・・、日本人観光客が来たら是非オススメしてください。
グラスのうんちくも語ってね!
グラスの件はね、田村功氏の「ベルギービールという芸術」という本に書いてあったのですよ・・・たまたま、覚えていただけ。
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