ベルギーはとてもいい所なんですが、観光客を狙った犯罪が多いのも事実で、毎月のように日本大使館から届く「安全対策メールマガジン」の邦人に対する被害例に目を通すと、悲しくなります。
多分ベルギーだけじゃなく、日本以外の世界の観光地で同じと思う。
以下の被害例をよく頭に入れて、安全なベルギー旅行(在住者には日頃の生活)をして欲しいものです。
【9月中の届出事案】
1.9月1日20時頃,リエージュ駅からユースホステルに戻る途中,黒人に声をかけられた瞬間,後ろから首を絞められ,リュックを強奪された。(強盗:男性旅行者)
2.9月5日10時頃,ブリュッセルからブルージュに向かう電車内で,気づいたら財布がなくなっていた。(スリ:女性旅行者)
3.9月5日21時頃,ブリュッセル市内のトラムに乗っている間に,財布を盗まれた。(スリ:女性旅行者)
4.9月8日6時頃,地下鉄 De Brouckere 駅の構内で,数人の男性に首を絞められバッグを盗まれた。(強盗:在留邦人)
5.9月8日19時頃,アントワープの地下鉄内で,財布を盗まれた。(スリ:女性旅行者)
6.9月9日13時頃,ゲントの聖バーフ大聖堂内で,祭壇画を見ている間に財布を盗まれた。(スリ:女性旅行者)
7.9月9日15時頃,ブルージュ市内を散策中にバッグから財布を盗まれた。(スリ:男性旅行者)
8.9月9日16時頃,アントワープのノートルダム大聖堂内でバッグから財布とカメラを盗まれた。(スリ:女性旅行者)
9.9月10日14時頃,Beurs 駅から北駅にむかうプレメトロ内で財布を盗まれた。(スリ:男性旅行者)
10.9月10日15時頃,アントワープ中央駅のホームで電車を待っている時に数人の男女に話しかけられ,気づいたらバッグのファスナーが開いていて財布がなくなっていた。(スリ:女性旅行者)
11.9月12日13時頃,プレメトロ Beurs 駅周辺のカフェに座っている時,少し離れたところから男性が走ってきて,バックを持ち去った。(ひったくり:女性旅行者)
12.9月13日18時頃,ブリュッセル市内のノイハウスで買い物中,バッグを椅子の上に置き,一瞬目を離した隙になくなっていた。(置引き:女性旅行者)
13.9月15日16時頃,南駅からプレメトロの Anneessens 駅区間で,アラブ風の女性数人が背後にいて,彼女たちが降車した後,リュックのチャックが開いており,財布を盗まれていた。(スリ:女性旅行者)
14.9月16日16時頃,南駅からプレメトロ4号線に乗車したところ,ドアが閉まる直前に車外から手を伸ばしてリュックから財布を盗まれた。(スリ:女性旅行者)
15.9月16日20時頃,グランプラスのブラッスリーで食事中,足元に置いていたバッグを盗まれた。(置引き:在留邦人)
16.9月19日14時頃,ブルージュからブリュッセルに向かう電車内で,眠っているうちにバッグを盗まれた。(置引き:女性旅行者)
17.9月19日朝,南駅の地下駐車場(-3 階)に車を停め,21時頃戻ってきた時,窓ガラスを割られ,車内のボックス内に収納していたGPSを盗まれた。フロントガラスのGPS取り付けキットは外していなかった。(車上狙い:在留邦人)
18.9月20日22時頃,ブリュッセル市内のマリオットホテルのロビーで,バッグを床に置き,部屋の鍵を配布している間にバッグを盗まれた。(置引き:男性旅行者)
この情報源はこちら「9月中の邦人被害事例」
いや、まったく、とんでもない悪人たちがいるものだ!
日本と違い、観光地では特に「自分以外は全て信用できない(泥棒だ)」と思わなければ、対策のしようがないんじゃないかという実態なのだ。
だから、「バッグはいつも体の前に回し、片手で上から抑えて、絶対に体から離さない」を鉄則にすれば、上記の例のうち、首絞め強盗以外の被害は防げたんじゃないかと思う。
みんな気楽に遊んでいるように見えるけど、それなりに対策をしているんですよ!
何しろ、ここは「自分の体は自分で守る、自己責任の国」なのだから ・・・ 車道と歩道の間にガードレールはないし、川や池にも安全のための柵もない ・・・ 横断歩道に、いちいち信号機がついていることもない、だから街や田舎の景観が綺麗なのだから ・・・。
2 件のコメント:
はじめまして、楽しい美味しい美しいブログをいつも拝見しております。
「注意」の記事を載せていただきありがとうございます。改めて気持ちを引き締めて日々を過ごしたいと思います。
アントワープには時々買い物&食事に行きますが、素敵な隠れ家から荘厳で華麗な建築物まで(全然詳しくないですが;;)・・・心から幸せになれる場所です。
kuriさん、ありがとうございます。
日本の都会とは違うアントワープの街は僕も大好きです。
歩いて楽しい街ですからね。
僕は自分の街はいつも自転車でスイスイ回っているのですが、アントワープではかなりの距離と時間を歩くので健康のためにも時々行くんですよ、近いしね。
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