ミニバカンス4日目、vol.2は 「醸造所のある町へサイクリング!」 ・・・ 運河の水位調整施設や、跳ね橋などを見に行こうかと迷った末に、「醸造所のある町のカフェで1杯飲みに行こう!」ということになったのである ・・・ やっぱり!
宿泊先であるGrote Brogel の町から、醸造所のあるBocholt の町まで自転車での最短距離5km、約15分とGoogle mapは計算してくれた ・・・ ま、僕の足では20分はかかるだろう。
自転車ルートに指定されている農道を通って田園風景を楽しんだり、
自転車帯のない幹線道路を通ったりして ・・・
道路標識「70」の下の小さな標識には「SEZOENS ROTEは直進」の案内が付いていて、僕が飲みたいビールは直進した所にあることを知らせている ・・・ ホントかい?
あ、いや、自転車(サイクリング)が盛んなベルギーでは、全国的に自転車ルートが設定されていて、その地域ごとに「おすすめルート」というのがあって、それぞれに特徴的なネーミングがされているのである ・・・ ビール醸造所を有するこの町では、「おらが村の代表的ビールの名を冠したルートを楽しんでね!」 ということである。
この町に来たら、ビールといえばMARTENSなのである!
町の中心である教会の塔が見えてきた!
中心の広場に建つ教会(Sint-Laurentiuskerk)
教会の前に立つ看板は面白い ・・・ 教会の塔を人々が持ち上げて運んでいる図だ ・・・ なんでも、Bocholtの街は発展してきて、人口増加したので教会も大きくしなければならなくなったが、教会の本堂を改築することはできないということで、1910年に塔の部分を切り離して9.4m移動して教会を拡張したらしいのだ ・・・ 奇想天外な発想である。
それゆえボッコルト(Bocholt)の人は 「塔を引っ越すやつら」 と呼ばれるようになったらしい ・・・ 当の市民たちは、それを自慢しているようでありますな~ ・・・ トレードマークがこれだから。
まぁ、そんな話はいいとして、僕が目当てにしていた醸造所の前のカフェは「定休日」という事になっていた ・・・ 目指していたものがなくなるというショックは大きかった!
仕方がないので別のカフェに行くことにする ・・・ ま、この街のどのカフェに入ってもMARTENS一色だから同じか ・・・ でも、あの工場のとなりの、ホップの香りのするテラスで飲みたかった ・・・
テント下のテラス席に座り Martens SEZOENS を飲む ・・・ ホップ味の効いた旨いビールだ!
醸造所は教会の向こう側にある。
ビール1杯で帰ることにする ・・・ 途中で見かけた綺麗な礼拝所。
聖母マリアが祀られている。
ステンドグラス。
礼拝所の裏手には、小さな散歩道があった。
帰り道はしっかり、道順を覚えていて、すんなり帰れる ・・・ 自転車を止めて写真を撮るのも、めんどくさくなり、左手で片手運転、右手にはカメラという、新しい技も使えるようになった!
リンブルクの田舎風景ともしばらくさよならだ ・・・ って、来週また戻ってくる予定をしている。
車でLier に帰る途中にある、ロータリー交差点の中の戦闘機 ・・・ Peer市も、基地の街なのである。
明るいうちに家に着いて、近場のスーパーで買い物を済ませたあと、自宅テラスでDuvel を1杯!
ミニバカンス、「ベルギーの田舎を楽しむ3泊4日の旅」 終了。
写真アルバム 「Bocholt - サイクリング , 18 Jul 2013」
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