ミニバカンス第2弾!
とはいえ、またもリンブルク州ペールの、義姉の家に我が家全員でお泊まりに来た!
義姉夫婦が2週間もフランスへバカンスに行っているので「空家」になっている、僕らは都会?のリールの喧騒を逃れるために、田舎の家に行くのだった。
義姉の家の広い庭の芝が変色していた! ・・・ この2週間ほどの「夏天気のベルギー」のせいで乾燥して、葉っぱが枯れてしまったようだ ・・・ 「先週の滞在時に水やりをすべきだったのかなぁー」 と、反省 ・・・ しかし、そこまでは頼まれてなかったし、それをやると大変な時間を費やしそうだ ・・・ 公園のような広い庭なのでスプリンクラーでも設置しなければ(ちょっと大げさ)
庭での朝食の後、新聞のゲームコーナーにある「Sudoku」 ・・・ 一番難しいのは「Kamikaze」だ! それを20分くらいでやっつけた!
死ぬ気で挑戦しろよ、ってのがKamikazeなのか? ・・・ そう言えばフリッツ(ポテトフライ)につけるソースも普通はマヨネーズだが、「Samourai Sauce」(侍ソース)というのもあって、激辛マヨネーズである ・・・ 「ハラキリ覚悟で食べよ!」 っていうことなのだろうか? ・・・ 確かに辛いが人気のあるソースだ。
ま、そんな他愛無い遊びで時間を潰していると ・・・
ベンチの下で陰に収まっているMomoは、時々上目遣いで 「お散歩に行かないかなぁ~」 と、無言で意思表示しているようだ。
「Momo、散歩に行きぞ~!」と、2人+1匹で田舎の散歩道へGO!
ここでは、松ぼっくりを拾うのが趣味になっているMomoである ・・・ 拾ってもポケットに入れることはできないので、次のいいヤツをを見つけたら交換するということを繰り返す ・・・ 最後には極上の松ぼっくりを咥えているに違いない(いや、いや、決してそんなことはない)
Katrienは、調子に乗ってキックボードで誘導しようとするが、気まぐれなMomoがストップをかける。
Momoが調子よく走り出し、スピードが上がったら突然、横道に逸れたりして ・・・ 最後は転んでしまったKatrienだった。
さて、散歩も終わったし、今日1日はオランダ方面へドライブに行こう ・・・ という事で、プランニングは僕に任されていた ・・・ 「水辺の場所に行きたい」 と、いうのがKatrienのリクエストだった。
GoogleMapsで水辺を探す ・・・ ベルギーとオランダの国境になっているマース川があり、ある地点からはマース川はオランダだけのものになる ・・・ そのあたりが、運河やたくさんある大きな池を利用したウォーターレジャーの盛んな場所のようだ ・・・ GoogleMapsで写真表示にすると、そんなことまでわかるから便利だ。
ルートが完成した ・・・ 距離にして約100km、時間にすると約2時間(連続走行で)これでオランダまでの往復だ!
ところが、出発しようとしたとき、外に出ると天気が良すぎて、チリチリと肌を刺すような暑さだった 「どうしよう、これって暑すぎないかねぇ、Momoにとっては・・・」 と、Momoのことを心配するKatrienだったが 「クーラーをつければ大丈夫だよ、行こう!」 と、そんな会話が出るほど、確かに暑い1日になりそうなベルギーだった ・・・ 確実に30度超え!
ペールを出て、隣町のブレー市を通過 ・・・ 小さな町に入ったとき、広場の中に、面白い噴水を見つけた ・・・ 車から見ていると、水がピュ!っと吹き出しては止まり、またピュっ!と吹き出す ・・・ 僕が「あの噴水は面白いねぇ~」 と、のんきなことを言っていると 「えっ、あれはキムじゃないの? ほら、あの足の開き方はキムだよ!」と、Katrien ・・・ 確かにラケットを持っているし、あの足の開き方はテニスのキム・クライシュテルスだ!
車を止めて、降りてみる ・・・ 確かにキムだ!
ベルギーの誇るテニスプレーヤー、世界チャンピオンにもなったキムの故郷はブレー(Bree)だった ・・・ 3体の像のひとつは、顔が少女時代のものと思われる ・・・ 少女時代をここで過ごし、世界へ羽ばたいたということだろう。
噴水はキムの下から、ピュっと吹き出し、その反対側からキムに向かって、ピュっと吹き返してくる ・・・ 「あぁ、これはテニスのラリーを表現しているんだよ」 と、Katrienが言った ・・・ そうだ、確かにその間に立って見ていると、首を左右に動かして、まるでテニス観戦しているようだった(笑)
予期していなかったキムとの出会いに、大喜びのKatrienは、Vサインで記念撮影!
「ブレー市よりキムヘ」
市から贈られたプレゼントだった ・・・ 2010年に設置されたようだ。
オランダへのドライブは始まったばかりだったが、こんなラッキーな出来事があり、出発する前の暑さの心配はどこ吹く風 ・・・ ウキウキドライブとなった。
ついでながら、このキム噴水の背後にある建物は「Brouwerij Sint-Jozef(聖ヨーゼフ醸造所)」で、ボッコルトで飲んだ Linbrgse Witte ビールはこの工場で造られたものだったのだ ・・・ もうひとつ、ついでに僕の住む街リールで、あたかもリールの地ビールらしく振舞っている Sint-Gmmarus ビールも、なんとこの工場で造られていると言う事実!
写真アルバム「Kim Clijsters , 23 Jul 2013」
先は長い ・・・ また、次回に!
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