今回のブリュッセル観光記は、これで終わる事にしよう。
まず「日本人に見られないように」と言うタイトルは、日本人を避けるようにじゃなくて、日本人と思われないように、と言う意味です。
大使館から送られてくるメール「大使館News」危険情報によると、2009年1月以降、特にブリュッセル駅周辺で、日本人旅行者が狙われるケースが急増しているとの事だった。
スリや窃盗グループが、常習犯でいるようなのだ。その手口まで紹介されていて、駅で電車が止まっている時に、電車の外から窓越しに、何かを尋ねるような合図をして、外に気を取られている間に、車内にいる仲間が荷物を盗んでいくとか。
駅で、近づいてきて外国語で道を尋ねるふりをして、大きく地図を開いて、視界を奪っておいて、仲間がカバンを盗むとか・・・・。いろいろな手口・・・、なるほどねえと納得させられた。
なぜ日本人を狙うのか?
日本人はカード利用が少なく、現金を多く持ち歩いていると言うのが、犯罪グループの常識なのだ。
しかも、外国語で何か尋ねられるとオドオドして、落ち着きがなくなる。
対策としては、現金を多く持ち歩かない(分散してポケットに入れる)、散策程度の時はパスポートはコピーを持つ、知らない人に声かけられたら相手にしないで、その場から立ち去る。カバンは、体の前で抱えるように持つ・・・等等。
僕は考えた。
「最初から、日本人に見られなければいいじゃないか」と。
一番シンプルな防犯対策じゃないか?
3週間前からひげそりをしないで、伸ばし放題。安物のウインドブレーカーにジーンズ。カメラはリュックに入れて、駅など雑踏の中では出さない。
現金を多く持たない、僕は20ユーロ(2,600円)だけ持って、12.6ユーロの電車チケットを買って、残りで缶ビールを買ったりしたので、コインがコロコロするくらいしか残ってなかった。
防犯対策のために、ひげをそらなかった訳ではないが、今考えてみると、それも有効かな?と、思っているのである。
写真上、グランプラスから中央駅へ向かう途中、名前を知らない銅像があったので撮った。(近代ビルもあると言う所)
写真中、夕方の空の飛行機雲、ベルギーでは飛行機雲が良く見られると言っても、こんな形の飛行機雲を見たのは初めてだ。どうやって飛んだら、こんな飛行機雲を残せるんだ?
写真下、帰りの電車で窓に映った自分・・・日本人に見える?
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