週末に行われるインタークラブ(アントワープ州クラブ対抗団体戦)第2戦のKatrienの応援に行った。(僕の男子チームは休みだった)
Katrienのシングルスの相手は、何と190cmの女性!
女子で世界最速のサーブを打つヴーナス・ウイリアムスでも185cmだよ!
ウインターダブルスで196cmの男性と対戦した事があったが、彼はそれほど長身を生かしたサーブを打っていなかったので、威圧感はなかった。
今回の190cmの女性は元バレーボール選手でもあったと言うので、体の使い方を知っていた。長身を生かして、体をいっぱいに伸ばして高い打点から体重を乗せて打つので、スピードのある球がフラットで軽くサービスラインに入る。
Katrienもウインターダブルス(ミックス)で、男性の速くて回転の強いサーブも受けてきたので、大丈夫じゃないかと思っていたが、Katrienいわく「男性のサーブより受けづらかった」と言う通り、ブロックするのが精いっぱいで、山なりに返したボールを角度を付けて打ち込まれてはひとたまりもなかった。
しかし、Katrienも自分のサービスゲームの時は、何とかゲームを組み立てて、ラリーの中で相手の苦手な短いボールでポイントを重ね、何とか対抗していたが4-6,4-6で負けてしまった。が、体格差以上の差ではなかった。
そして今日(日)は別の会場でのシングルス大会。
天気予報通り朝から雨、アントワープ近くのホーボーケン(HOBOKEN)のクラブ。ホーボーケンと言えば「フランダースの犬」をマニアックに知っている人には馴染みのネロとパトラッシュが暮らしていた街です。・・・・今は工場地帯となり、アニメに出てくるような、のどかな風景は見当たらないとおもう(すべてを知らないので断言はできないが)。
そんな事はさておいて、今日のKatrienの相手は、15歳の女の子だったが、こちらも身長は180cm近いスリムな体つき。ベルギーでは15歳と言っても8-10歳くらいからレッスンを受けている子が多いので、部活中心の日本の中学・高校生とは違う。
まあ、恰好からしてプロ級だから戦う前から圧倒されてしまう。
Katrienはよく頑張って、速い球での打ち合いにも対等に出来ていたが、時々出る甘い球を痛打されて決められた。それでも1セット目は5-7と接戦を演じた。しかし、第2セットは内容は悪くはなかったが2-6と差は開いてしまった。
隣のコートでは、おばさん同士の対戦があり、カフェの応援席が盛り上がっていたが、ひとりを応援するために家族4-5名で陣取ってガラス越しに声援を送り、コーヒーやビールを飲んだりしている。
このクラブの会員(多分)は、(オランダ語圏の)アントワープにありながら、フランス語を使う人が多い。当然オランダ語も使えると思うが「ハイソ感」を楽しむためにやっているようで、鼻持ちならないが知らんふりをしていた。
試合をしているおばさんが応援席の前まで来て、応援団のアドバイスを聞いた。
フランス語で話しているので分からなかったが、Katrienが言うには「あんた、点数は自分でよく数えなさいよ!」と言う事だったらしい。
このクラブの男子トイレ、僕はベルギーに来て初めて子供用の立ち小便器を見た。さかのぼる事7年前、はじめてヨーロッパに来た時、ドイツの空港のトイレに行って衝撃を受けたのは、小便器の高さであった。身長164cmの僕はつま先立ちをしないと届かなかったのである。
何としたことか、日本のように縦に長く、大人から子供まで使えるものではなかったので「身長の小さい人や子供はどうやっているのだろう?」と、真剣に悩んだのである。ま、後日、小さい人は大便器で用を足しているようであるとわかったのだが・・・。
何故日本の様な小便器を付けないのだろうか?不思議だ!
おっと、テニスの話はすでに終わっている。
テニス帰りに「フリッツ屋」でフリッツ(ポテトフライ)と串カツみたいなやつを食べた。フリッツ屋はもちろんポテトフライ専門店で、いつでも油鍋が使える状態なので、「揚げ物専門店」と言ってもいいくらいのバリエーションがあるが、いずれも脂っぽいので多くは食べられないし、毎日食べるわけにもいかない。
僕らは月に1-2回程度利用している。
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