昨日(日)そこそこ天気が良かったので、隣町のネィレン(Nijlen)でテニスの試合をするKatrienの応援に自転車で出かけ、僕はサイクリングの休憩として、試合を観戦した。テニス会場(クラブ)まで9.5kmを約40分で走る。
ちょうど試合開始の時間に到着した僕は、カフェの前から観戦、Katrienの相手の人は地元クラブ所属で応援も3名いた。
しかし、40代のその女性は大会に出るのが初体験と言う事だったので、あまり力を出せず、0-6,0-6の完敗を喫してしまい。「恥ずかしい、私はもう二度と大会にには出ない!」と漏らしていたそうだ。
初出場と言うのはそういうものだ、自分の今の力を100%出せるようになるまでの経験も必要だし、対戦相手に恵まれなければ初勝利は難しい。
ともあれ、Katrienは41分でストレート勝ちをしたので、久しぶりの太陽光を拝んでベルギービールで祝杯をあげた。
僕はスポーツサイクルではなく、街乗り自転車なので、地元住民と間違えられて、道の途中で、車でドライブ中のおばさんと若い娘(親子?)人に呼び止められ・・・・・、(呼び止められて「はいよ!」と行く僕も僕だが・・・・)
英語で「○○○通りはどこですか?」と聞かれた。僕は「ワット?」と聞き返すと、おばさんは「英語は話せますか?フランス語は?」・・・僕は「日本語ならOKです。オランダ語は少し話せます」と言うと「私たちはオランダ語も日本語もだめだわ」
道を尋ねているのは明らかなので、僕は自分の持っていた自転車道路マップを取り出して、彼女らが行きたい所を調べようとしたが、僕の持っている地図ではちょうど範囲外の場所になっていた。
「あなた達の持っている地図にはないの?」と聞くと「これはフランスの地図なんです」(なんだフランス人か、カーナビも地図も持たないで良くここまで来たな、と妙に感心したが)
仕方がないので僕は自分の行き先を指差して「僕はモーレンボスと言うスポーツクラブへ行くのだけれど・・・」と言うと「私たちはそこへは行かないわ」(当然)役に立てなくて申し訳なかったので「ソーリー」と言って別れた。 僕は、ネィレン(Nijlen)のモーレンボス(Molenbos=風車の森)と言うスポーツクラブからKatrienと別れて、次の小さな町、ベーヴェル(Bevel)へ向かう。
その途中の原っぱの中に、青い花の群生を見たので近づいてみた。よく見たらビオラではないですか!
スミレの種類ではあるが、園芸品種として多く出回っているものの原種かしら?これだけ広範囲に広がっていると言う事は「F1」品種ではないハズで、誰かがわざわざ植えているわけでもなさそうだ。 民家の垣根に咲いていたライラックの花。 道端でまたビオラを発見! 牧場で牛を発見、天気がいいのでのんびりしたのもです。 ベーヴェル(Bevel)の町が見えてきた。 ネィレン(Nijlen)の町はずれにある木に掛けられている箱は、野鳥の巣箱ではなくて、この箱の中には聖母マリアとキリストの「母子像」が収めれている。 その木の下にはブルーベルがきれいに咲いていた。
馬の蹄鉄を発見!
僕の足に比べてデカイ!農耕馬のものか?
小さな町の特徴、集落の中心に教会の塔がある。その塔を目指せば町の中心に行ける。 ベーヴェル(Bevel)の中心にやってきたが、商店街はなくカフェが2-3軒あったのみ。
町から離れると、またこんな風景になる。 道端の草花 車がほとんど通らない自転車道 何処までも平野なので自転車天国なフランダース 自転車専用の橋を渡る緑の中を散歩できるのもいいですね。 自転車なら長い距離を走れて、より多くの風景を楽しめる。 また次の町の入口に当たる所に、拝所があった。
さっきの木箱とは違い、煉瓦で建てられたもので、この中にも「母子像」が置かれている。 自転車道のポイント標識。僕は次なる町を目指してNo16へ進む。
こんな木立の中を思い思いにコースを選んでサイクリング出来るなんて、ベルギーの人たちは幸せですね。
この日の僕のサイクリングコースは合計27.4km
サイクリング協会(?)のWEBサイトで、地図上の自転車道ポイントをクリックして、行きたい場所のコースを作ると自動的に距離が計算されて出てくる。(このシステムにも感動でした)
有料の地図も販売しているが(念のためにいつも持参している)普段はWEBでコース計画を立てて、ポイントの番号だけを紙切れに控えておけば、上の写真のポイント標識を確認しながら進めば迷うことなく目的地へ行く事が出来る。
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