12.5.10

写真の整理

いつも使っているノートPCのHDDは150GBで、いまどきの写真を保存するには容量が少なすぎる。今まではDVDの1枚分づつ保存してはHDDから削除していたが、古い写真を見たい時はDVDを探したり、挿入から表示まで時間がかかったりしていたので、この数日、新たな外付けHDD(300GB)を接続して、一か所にまとめる作業をしている。

新たにHDDを購入したのではなく、日本から持ってきた内蔵用の3.5インチHDDにUSB接続用アダプタを介してつないでいる。最近の広告では1TB(1000GB)でも100€以下だから安いんだけどね、何しろ貧乏性なもので、あるもの(300GBが2個もある)を使わねばと取り出して使っているのである。

デジカメで写真を撮りだした2000年ごろからの写真データを、一か所に集めるとどうなるか?

整理の仕方にもよるんでしょうが、僕が写真整理に使っているのはGoogle系統で無料でダウンロードして使える「Picasa 3」

何度かバージョンアップを繰り返して今に至っているが、「タグ」とか「人物」などの仕分け方法があり、「タグ」は今までも分類として使っていたが、最近から「人物」を使い始めたら面白い!

写真に写っている人物の顔に名前を付けていくと、自動的にその人が写っているすべての写真に名前を付けてくれる。そして、検索でその人の名前を探すと、どえらい数の写真をピックアップしてくれる。

結構、素晴らしい確率で顔認識しているようだ、遠くにいる人物のちょっとボケたような写真の顔まで名前を当ててくれる。

面白いのは兄弟など、自分では違ってると思っても似ているんでしょうね、そういうのを誤認識したりする。そして、女性がスっピンの顔と化粧をした顔を同じ名前で当てると言う事は、騙されていないと言う事か。

集合写真で、人物の顔にマウスカーソルを当てると名前が表示されるので「この人の名前は何だったかぁ?」なんて事がなくなる。もちろん忘れないうちに名前を付けておく必要があるが・・・。

自分の名前で検索すると、この10年間の歴史を刻んだ顔を500枚くらいの写真として選び出してくれる。僕は今も、自分を若いと思っているのだが、10年前はやはり、もっと若かったんだなぁと思わせる。

自分と関わりのあった人たちに、片っ端から名前を付けていったので500名近くに及んでいる。

自分はカメラを持っている方なので、自分の写った写真は少ないと思ったのだが意外や意外、その枚数は1番多かった。2番目はやはり妻で、家族がその次で、親しい友人たちでと、自分の歩んできた歴史を物語る。

懐かしがってばかりもいられないが、今は疎遠になった人たちが微笑みかけてくれる。もう亡くなられた方もいる。

こんなデータベースを作ってどうするんだ?

撮った写真を無造作に蓄積していくと、ただのゴミだが、自在に取り出せるようにすると宝になるのだ。(と思う、いつかは)

ま、人物の写真だけじゃなく、ベルギーに来てからの素晴らしい風景や町の写真など、「あの時のあれ・・・」をすぐに取り出せるように整理中です。

無料ソフトでこれだけの事が出来るなんてびっくり!

今の時代、ブログを書くのも無料(Windows Live Writer)WEBスペースも無料(Bligger)WEBアルバムも無料で使える。

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