アカシアの雨がやむとき

わが家のテラスから眺める風景が、アカシアの白い花で埋まっています。

周りの木々が緑に包まれ始めても、最後まで芽を出さずに冬の姿（枯れ枝状態）のままだったアカシアが一斉に白い花を付けて、急に雰囲気が変わり、遠目に見ると白い雪を被っているようでもあるし、近くで見ると藤の花のように房状に垂れ下がってきれいなものです。

左を向いても

右を向いてもアカシアの白い花

今日は午前中に雨が降ったが、午後からは晴れ上がり、気温も20℃を超えた。 近くで見るとこんな風です。

「アカシア」というが、実は「ニセアカシア」だそうで、心中複雑です。

ヒット曲、ちょっと古いが「アカシアの雨がやむとき」「赤いハンカチ」、ちょっと新しい所でも松任谷由実の「acacia (アケイシャ)」やレミオロメンの「アカシア」などで歌われている「アカシア」は、実はこのニセアカシアの事だそうで、「ニセアカシアの雨がやむとき・・・」なんて歌ってもサマにならないよね。

しかも、正式な和名は「ハリエンジュ」（針槐）だそうで、ますます複雑です。

アカシアという音の響きと、一斉に咲く白い花、ほのかな香り、散る時もひらひらと散る・・・そんな風情が詩的だったのだろう。

雲ひとつない空に、白い飛行機が浮かんでいる。

よく見るとKLMですかね・・・。

そんな風景を楽しみながら、我が家ではテラスで夕食です。

夜7時ごろだけど、まだまだ明るい・・・、今は9時半ごろまで明るいか、6月中旬まではまだまだ伸びる（明るい時間が）。

あ、そう、メニューは、白アスパラのハム＆サーモン包み＆茹で卵、シンプルにね・・・、格好が悪いので遠目に見てくださいな。

ベルギーでは今、白アスパラの旬で、これはアントワープのカフェのマダムQさんから頂いたもの・・・生産農家直売品だそうです。

太くてシャキッとして、茹でた時の風味もよく、一級品でした！

Qさん、ありがとう！

季節ものって、やっぱりいいですねぇー・・・。

 

そして、白アスパラが出る頃、ムール貝は終わるのである。

もっとおもろいベルギーブログはこちら→

もっと幅広いヨーロッパ情報はこちら→