3日間ご無沙汰しておりました!
火曜日の朝からベルギーの東北部リンブルク(Limburg)州ペール(Peer)市に住む義姉の家に単独旅行(ホームステイ)をしていました。
前々から話はあった・・・、義姉から「ウチの庭仕事を手伝ってくれないかね?」と言われていたので「もちろん喜んでやりますよ!」と答えてはいたが、1か月が過ぎた頃に実現した。
Lier市からPeer市(義姉の家)に行くには車で約1時間、電車利用だと隣町のネールペルト(Neerpelt)駅まで約1時間、そこへ車で迎えに来てもらって10分ほどの道のり。
LierからNeerpeltまでの運賃は通常(平日)片道8.7€、週末なら往復で9.6€、僕は平日だったのでRail Pass(ベルギー国内どこへでも行ける10枚綴り74€)を買い、往復14.8€という事になった。
予定通りNeerpelt駅に着いたので、予定通り義姉が車で迎えに来ていた。
まず、向かった先は自宅ではなく、その近くにあるアスパラガス生産農家の「直売所」、
砂地の広大な畑に、遮光カバーをかけられたホワイトアスパラガスの畝(うね)が無数に並んでいます。
畝(うね)のひとつひとつは、人の腰の高さくらいある!
やっぱり遮光しないと色白にならないようなんですよねぇ・・・、そして、それを収穫するのは季節労働でポーランドから、たくさんの男たちが来ているようです。(土の中にあるものを探して収穫するから手作業なんですよ)
僕らが来た時にはちょうど休憩時間で、ポーランド人たちは座って休んでいた。
写真がボケボケですが、洗浄工場・・・こちらでは女性が働いています。
きれいに洗浄されたホワイトアスパラ
なんと! 新・サービス「アスパラの皮むきマシン」があった!
アスパラを食べた(料理をした)事のある方ならお分かりでしょうが、表面の繊維質の硬い皮をむくのに結構時間がかかるんですよね・・・、それで発明されたか?
1kgの皮をむくのに1€の別料金でした(僕ならもちろん自分で剝く)。
機械で剥いた皮も、お客さんは持って帰る(風味出しのため一緒に茹でるから)。
一人前で良く食べて1kgという計算をする。(ムール貝も同じ)
でも我々は3人分で2kgを購入(皮むきなし)。
冬用には温室にグリーンアスパラがあった!
義姉の家、Limburg州の片田舎にあるので、庭がやたらと広い!
日本でいえば、小さな公園くらいの広さがある。
庭にはたくさんのスグリの木があり、実が生ってます。
一口食べたが、まだ酸味が強く「もうちょっとかな?」という感じ、結構、種が入ってるんですね。
僕は庭仕事をしました!
義姉曰く「以前は子供たち(2人)が手伝ってくれたんだけど、今はそれぞれ家庭を持って庭付きの家にいるから、こちらまで手伝う時間がない」のだそうだ。
伸びすぎた庭木の剪定をしたり、下草を取ったり・・・、芝生の部分は芝刈り機(乗って運転するヤツ)でご主人が、やり終えていたので、僕は林のような木々の中へ入って仕事をした。
運転する芝刈り機 ・・・ それをやってみたかったなぁ~。
もちろん僕が庭仕事をしている写真はないわけですが、チャンとやりましたよ、お兄さん!
休憩時間に、裏のテラスで休む。
隣の牧場から、ほのかな堆肥臭がして、遠くに羊たちがいて木陰で休んでいた・・・、いい眺めだ。
小さな花壇にマーガレットや赤いナデシコ、青いラベンダーのような花など、色とりどり咲いている。
この花壇は全て宿根草で、種を蒔いたり、苗を植えたりしない、自然の気候で自分の出番を待って花を咲かせる、理想の花壇ですよ!
隣の牧場のトロ君(名前)が近寄って来て、見つめられる!
なんて声をかけていいのやら、、「おーい、トロー、元気かい?」とか。
一応声掛けてみたが「あんた、何言うとるネン」みたいな表情だった。
さてさて、ひと汗流した後の、お楽しみは夕食タイム!
義姉はベルギーの伝統的田舎料理を作るのが上手なので楽しみです。
もちろん夕食は農家で仕入れてきたホワイトアスパラガス・・・
何の変哲もないですよ!
田舎料理だから、アスパラにパセリ、ジャガイモ、ハム、茹で卵・・・
それに、溶かしバターをかけて食べる。
シンプル・イズ・ベストの美味しさです。
写真は、「まずは一皿」なのでこのあと何度もお代わりをして、腹いっぱい食べました!
ワインに詳しい義兄は、ホワイトアスパラ料理に合うワインとして、白ワインの銘柄を選んできた。
僕はワインに疎いので、気にしなかったが、義兄が薦めるので飲んでみました・・・、うん、確かにホワイトアスパラの味とすんなりなじむワインの香り・・・すぅ~っと入って行きます。
義姉が「写真を撮ってあげる」と言うので、ポーズを取ってみたが、ちょっとオーバーアクションでしたねー。
飲んで食べて、ほてった体を冷ますため外に出てみると、夕焼けの空。
時間は午後9時45分だった。
「さあ、明日も頑張るぞー」と、早めに就寝する。
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