ベルギッステニスで、クレーコート(サマーシーズン)解禁と共に5月中に行われるクラブ対抗団体戦予選リーグ(インタークラブといっている)真っ最中である。
ベルギーフランダース地方テニス協会(VTV)で、州ごと(僕らはアントワープ州)に行われるが、これが半端じゃない!
アントワープ州だけでも141クラブが登録されている。(フランダースには5つの州がある)
それが、男女別、年齢別、さらにクラスメント別に、なんと49のカテゴリーに分けて、4 ‐ 5チームごとにグループを作り予選リーグを行っている・・・・、それが5月のインタークラブであり、その後決勝トーナメントがあり、州チャンピオンを決め、さらにはフランダース地方チャンピオン、そしてワロン地方とのベルギーチャンピオン決定戦(すべてカテゴリー別)など、先は長く、半年以上かかるようなのだ。
まぁ、そんな先の事はどうでもいいが、僕らが戦っているのは「一般男子90ポイントシリーズ」で、シングルス6名の合計持ちポイントが90ポイントまでというカテゴリー(一般では下から2番目、ちなみに一番上のカテゴリーは690ポイントである)
レベルはどうであれ、やってる選手はみんな一生懸命、勝とうとしているのであります!
我がチーム隊長グレン(上の青シャツ)はこの日、No1に出て負けてしまいました・・・No2のヨルヘンは2時間余りのフルセットで勝ち、シングルス6試合で3勝3敗。
こんな子も応援に来てます。
「テニス命」のバーバラさんの子で、生後1カ月からかごに入れられ、コートサイドでテニスボールの音を聴いて育ってます。
歩けるようになったら、すぐにラケットを持つのではないだろうか・・・。
あ、それで団体戦は後半のダブルス3試合で、勝負が決まる事になり、僕はダブルスNo2で、のっぽのペーテルと組んだが、相手がやはりポイントが上で(30ポイント、僕らは20ポイント)、甘いボールはすぐに叩かれる。
僕は調子が悪く、サービスキープも出来ずに2-6,3-6で、完敗を認めなければならなかった。
よかったのは、相手前衛の横をパッシングで2回抜いた事くらいかな?
結局ダブルスは1勝2敗で、惜しくも今シーズンのチーム初勝利はならなかった・・・残念!
「また、次頑張ろう!」と、思ったら次はないんだって・・・・トホホの予選全敗敗退だ。
その前の日曜日は、40ポイントのグループから応援を頼まれ、参加した。
なんと、僕はNo2シングルスに抜擢され、相手No2(10ポイント)と対戦、この時は僕の調子もよく、長いラリーもあり、ネットプレーも試して、コートカバーリングもよく、楽しい試合が出来た・・・・・が、
・・・が、ですよ! 何度もデュースゲームがあったにもかかわらず、最後の1本が取れなくて、スコアは2-6,2-6で敗戦だった。
相手も「貴方はよく、速く走ったね」と、僕のコートカバーリングを褒めてくれた。
応援のチームメートも「いい試合だったよ!」といってくれた。
シングルス1勝5敗(チーム敗戦決定)の後のダブルスではNo1で出たが、またもや相手はポイント上位のペアで、2-6,0-6の完敗・・・参りました!
その他のダブルスも全敗で、チームとしては1勝7敗で撃沈状態。
僕の所属クラブ 「’tSAS」は、どうも弱小チームになっている・・・・
3年前はシニアがベルギーチャンピオンになっていたらしいんだが・・・、近頃は景気のいい話が聞こえてこないなぁ。
このクラブ対抗のインタークラブは、無料で参加できる大会なので、試合勘を養う、練習がてらに参加する人も多く、勝利絶対主義でもないのであるが、「自分が納得できる試合をしたい」ものである。
余所のクラブはカテゴリーで許されているポイント限度まで、満タン状態で(選手を選抜して)来るが、僕らのクラブは70%位のポイントを集めて挑んでいるから、結果はしょうがないのだし、それだけみんなが楽しんでいるという事でもある
僕個人的にはシングルス1敗、ダブルス3敗で、全敗状態だ!その中で納得できる試合は2試合だけ。
練習不足からくるミスが多く、それと(大会の)試合慣れをしていないのが原因かと思う。
ベルギーでは毎週どこかで、いくつもの大会が行われているから、自分のレベルにあったカテゴリーの大会に出る事が出来る。
大会の参加料は大抵10€前後で、毎週のように出れば、自然に力は出せるようになると思うのだが、「テニス漬けというのも、もったいないなぁー、僕はベルギーの町歩きも楽しみたいのにさ・・・」というのが本音である。
テニス大会も、各地のテニスクラブ見学が出来るから楽しいではあるが・・・
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