水曜日、久しぶりにアントワープに住む「日本語を習いたい少女」アクセルちゃんに会って勉強会をしてきた。
夏休み期間中は彼女がアルバイトなどで忙しく、9月には僕が沖縄に帰っていたので、7月以降ずっと中断していたので5ヵ月ぶりくらいという事になる。
アクセルちゃんは、その間に16歳になっていた。
彼女に会うときはアントワープ中央駅の裏側から出ていく。
いつものように出口近くで、頭にヘッドフォーンを付けて待っていた。
M「元気ですか?」 A「まあ、まあです、あなたは?」 M「私はとても元気です」
あとはオランダ語で、A「沖縄はどうでしたか?」 M「あぁ、とても良かったよ、9月には海で泳ぐこともできた」とか何とか会話をしながら、彼女の自宅まで10分ほど歩く。
二人のレッスンには教科書もないし、テーマもない。
彼女が独学でインターネットで勉強した日本語のことで、疑問に思ったことの質問に答える事もあるし、僕がオランダ語教室で使ったテキストに沿って、オランダ語を日本語に置き換えて練習してみたりしている。
今回は僕の思い付きで、
こんなものを作ってみた!
日本語文章の断片カードだ・・・
私・は・日本・へ・行きます
漢字にはひらがなを付けてある (アクセルちゃんはひらがなを読めるようになっている)
私・は(ik)日本(japan)へ(naar)行きます(ga)
これをオランダ語の順番になおすと
私・は(ik)行きます(ga)へ(naar)日本(japan)
となる・・・
僕がオランダ語で話しながら、日本語の文章を組み合わせていき、アクセルちゃんに読んでもらい、それを何度も繰り返すと要領を呑み込んできた。
僕が質問する文章を作ると、彼女が組み替えて答えを作ることに成功した!
すごいなぁ、この子は才能あるよ!
わずか2時間の間にコツを呑み込んでしまった・・・
彼女はいつもノートを取りながら僕の話を聞いている。
「ね、日本語はパズルみたいで面白いでしょ?」と(オランダ語で)聞くと「はい」と答えた。
なんだか、このあとは急激に伸びていきそうな気がするなぁー(勝手に)
僕のオランダ語の方が追い付かなくなる・・・、いや、オランダ語が要らなくなるのか?
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