雨の降る中、「年内に行けるのは今日しかない!」って事で行ってきた。
何も雨の中、行かなくてもいじゃないかって事だが、我が家の台所事情で、「コメがない、ラーメンがない!買い出ししてこなければ」と、1週間も前から思っていたのだが、国鉄ストライキがあったり、左肩が上がらない事件があったりしてタイミングがつかめなかったのだ。
3週間ぶりのアントワープ。
駅前は相変わらず大工事中だった。
道路の両側に生い茂っていた街路樹もすべて撤去されているので、こんな光景も数十年ぶりにしか見られないことだろう。
ショッピングストリートも、心なしか人影は少なめ。
大聖堂
大聖堂の前にあるキリスト小屋。
ネロとパトラッシュはまだいた!
僕はてっきり、クリスマス前の「顔見せ」だと思っていたが、クリスマス当日を過ぎても、まだあるという事は正式な小屋の登場人物として、役柄を与えられているという事だ・・・その役柄とは「東方三賢士」だ。
僕が前回訪れた時には、いなかったキリストがマリアの手の中にいた!
「クリスマスマーケットでクリスマスビールを1杯」と、目論んでいた僕は市庁舎前の広場に行って「がっかり」、この広場のマーケットは昨日までで終わったんだとサ!
ステーン城の前では、1月初めまでやっているようだ・・・
10/12 tot 8/01 (Steenplein)
仕方がないので僕は、広場に面した赤いテントのカフェに入る。
手前の Cafe den Bengel に入ったが、その隣は Cafe den Engel という店なので紛らわしいが、「エンゲル・ベンゲル」と両方をまとめて呼び、老舗として有名であるらしい。
8年程前、はじめてアントワープに来た時に、この隣の店でビールを飲んだことがあるが、客が一杯でタバコの煙が充満していて大変な思いをしたが、今は全面禁煙なのでクリーンな空気になっている。
カフェ・レストランが全面禁煙になったのは2年前だっただろうか、愛煙家は店から締め出され、タバコを吸う人は外に出て吸う羽目になってしまい、「なにも、カフェでビールを飲まなくても」って事になって、ベルギー全般的に客数激減だそうな・・・閉店を余儀なくされた店も数多いと聞く。
愛煙家には気の毒だが、クリーンな空気が好きな僕にはいいことだ!
ピルスのステラを飲む・・・
実はアントワープのビール、ボルケ(De koninck)を飲みたかったのだが、僕のオランダ語の発音が悪いらしく「ボルケ」と注文するとなぜかステラが出てくる・・・これで3度目だぁー!
僕が「ボルケ」と言ってDe koninckが出てくるのは、マダムQさんがいる古いカフェと、ステラを置いてないテニスクラブのカフェくらいだ。
(一度「ボルケ」で失敗した店では2度目からは「ドゥ・コーニンク」と言うようにしている)
ま、ステラも、おいしいベルギーのピルスビールだけどね。
これ、何だと思いますぅ~?
「男が税金を払う所」トイレで、二人並んで立ちションが出来る!
いやぁー珍しい・・・珍ですなぁ…ステンレス製ですよ、お兄さん!
自動感知器の付いた水洗ですよー・・・。
で、やっぱり〆は僕の「ボルケ」が通用する、古いカフェCafe Quinten Matsijsでボルケを飲む。
クリスマスから正月明けまでが年間で一番忙しい季節という事で、このところ毎日てんやわんやしているらしいが、僕が入った時は少し落ち着いていて、マダムQさんと少しだけおしゃべりが出来た。
後からお客さんが、ドドドッッと入ってきたので、お暇することにした。
僕は、このあと中華街での買い出しという、当初の目的があるのであった!
聖ヤコブ教会(Sint-Jacobskerk)の塔。
画家ルーベンスが埋葬されている。
当初の目的が一番後回しになってしまったが、それはお米という重量物を買うからなのである。
幸い中華街は中央駅の近くだから助かる・・・お米(4.5㎏)、インスタントラーメン(14食)、胡麻油、ポン酢もあったので買ってみた。
帰りには雨は上がっていた。
2 件のコメント:
昨日は雨の中、ありがとうございます。
もう、年内はお顔見れないかと思っていました。
MASAYUKIさんが、「ボルケ」といってステラが出てくるのはきっと、「ブルケ」と聞こえるのですよ。
そのストンとした、シンプルなグラスのことです。
MASAYUKIさんがいまのままの発音で、「ボルケコーニンク」と云ったら、そのグラスでデゥ・コーニンクが出てくるはずですよ。(笑)
来年また、一緒に遊んでくださいまし。
ではでは、良いお年を!!
あいや、そーだったのかぁー!!
聞き覚えだけで、そのスペルを見たことがないので、そうなるのだ。
Katrienから正式に聞いておきます。
ありがとうございます。
年末年始を元気に乗り切って・・・
良いお年を!
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