土曜日、KatrienとMomoちゃんは織物教室へ出かけたし、僕がひとりでお留守番 ・・・ リールの土曜朝市で土日の食材調達してきて、「後はどうしよう ・・・ 久しぶりにアントワープでも歩いてくるか!」 と、思い立った ・・・ しかし、外は小雨が降っている ・・・ ま、なんとかなるさ! って。
フード付き薄手のジャンパー着用で家を出る。
Lier駅 ・・・ 遠くから電車が見えてきた時のワクワク感は何とも言えない。
が、電車が着いてしまえば、「落書き列車」だったりする ・・・ これで、中世の芸術都市アントワープへ行くのだ!
アントワープ中央駅、旧市街側に向かった外観。
そして、列車が止まるホーム側の鮮やかな朱色の鉄骨アーチ。
ちょっと離れたところから ・・・
さらに離れたところから ・・・
ショピングストリートの中心と言っていい Stadsfeestzaal ショッピングモール ・・・ この中には入らなかった。
第1中継地点となるべきカフェ Oud Arsenaal は、客が少ないと思ったら ・・・
ドアに張り紙がされていて「バカンス中、再オープンは5月30日」と書いてある ・・・ 2週間あまりのバカンスかぁ・・・(ベルギーでは普通だけどね)
土曜日のマーケットにも行ってみた ・・・ ゼラニウムの値段チェック! 4鉢で5EURか ・・・(今朝、リールで行われた、年に1度の花マーケットでは6鉢で5EURだった)
オランダ人の魚屋で
Maatjes(魚)サンドを買ってパクつく!
この時、14:40頃だったが、まだ店仕舞いしている店は少なかった ・・・ 日が長くなったので、客ものんびり足を運ぶから時間延長されているのか?
チーズ屋さん
八百屋さん
モロッコ人の店 ・・・ リールの朝市ではこういう店はないが、アントワープでは移民人口も多いことから、こういう店が成り立つのだろう。
2週間あまり前にも訪れた「植物園」 ・・・ あの時は「夏のようなアントワープだった!」が、昨日は小雨ちらつき、気温も15度程度で肌寒かった ・・・ チューリップの花も終わりかけ、代わりに玉ねぎの花のような球形の花のつぼみが出てきていた。
チューリップの代わりに満開時期を迎えているのがブルーベル ・・・ 「晴、春、Halle、ハルの森」で見た森の中のブルーベルより、少し大柄である ・・・ ちゃんと栽培管理されているからねぇ。
よく見ると、花の開き加減が違うので、栽培品種として改良されているのかもしれないね。
参考までに、こちらがハルの森のヒアシンス(ブルーベル)
小雨の中、急ぎ足でアントワープで一番古いカフェ「Café Quinten Matsijs」まで行き、アントワープの地ビール、ボルケを飲む ・・・ 急いだ訳は、早くトイレに駆け込みたかったから、という ・・・ (第1中継地を失ったため)
土曜の午後とあって、カフェも忙しく、客が入れ代わり立ち代わりやって来る ・・・ 観光客の団体さんが多い ・・・ 僕がひとりでカウンターに座っていてもアレなので、ひとまず席を立ち、市内散策をする。
元・観光案内所の軒下にあるキツネは、しっぽの長さを除けばやっぱりMomoちゃんに似ている!
観光案内所は市庁舎の一角に移転している ・・・ 市庁舎の前で客待ちをしている観光馬車。
この木のドアの上には「HOOGSTRAAT」と表示されているが・・・
ドアを開いた中の道がHOOGSTRAATではなさそうだ・・・ 前の道がそれだね。 ま、とにかく中へ入り歩いてみる。
迷路のような小道が続く・・・
もうすぐ、フジの花が満開になるであろう天井のアーチ。
おしゃれな窓の花
地下レストランへの入口。
小道を出ると、やはり小道だった!
ここも地下カフェへの入口。
入ってみると、非常に怪しげな雰囲気を演出している!
調度品の置いてある居間のような場所を通り抜け、
地下への階段がある。
壁に描かれた大聖堂の絵。
地下カフェには入らずに出てきた。
振り返ると、あの壁画の光景が目の前にある!
街角の聖母子像。
街角の壁画。
聖アンドリュース教会の塔(Sint-Andrieskerk)
聖アンドリュース教会は、以前から内部を見てみたいと思っていたが、なかなか時間が合わなくて入ったことがなかった教会 ・・・ 今回は中に入って見学ができた。
ゴテゴテした派手さはなく、ステンドグラスが美しい、宗教絵画もほどほどにある ・・・ アントワープ市の観光ガイド(WEB)に載っている5つの教会のひとつで、僕がまだ内部見学をしていない唯一の教会だった。
価値のありそうな聖遺物箱 ・・・ ここでカメラのバッテリーが切れてしまった ・・・ 連続撮影はできないが、バッテリーを休ませたあと、1枚、1枚ならなんとか撮れる状態。
この教会には後日、改めて来ることにしよう!
以前から気になっていた「アントワープの小道」、この道を探すために2度ほど、この界隈を探し歩いたが見つける事はできず、悔しい思いをしていたが、やっと見つけた!
それもそのハズ、Korte Riddersstraat と言う通りから、建物と建物の間にあるドアを開けないと入れないのだ ・・・ その時に、たまたま開いていたから見つける事ができた。
最後の秘境発見! みたいな気持ちで、にわかに感激してしまった。
ひとつ、アントワープの謎が解けたところで、また中継基地である「Café Quinten Matsijs」に、戻り、最近売り出し中のギロチン・ビールを飲む!
おしゃれなグラスにおしゃれな瓶で可愛らしいが、赤いラベルの中の絵は断首台(ギロチン)である・・・なので、おしゃれと思われる赤い色は血の色なのである ・・・ そんなものをビールの名前とラベルにしてしまうのがベルギーらしい。
かといって、血の味や匂いがするわけではない、普通に美味しい、アルコールが少し高めのビール ・・・ ボルケを飲んだあとに、締めに飲んだらいいのでは ・・・て、ことで、このあと帰ることにした。
リールに着いて、我が家までの道を歩いていると、近くにあるモーガン・ショップのBELMOGの前に黄色い3輪モーガンが止まっていた ・・・ 店のオーナーの車で、ショーウインドウから出して整備をしているのか、ボンネットの扉を開けているところ。
という事で、午後からのアントワープ街歩き終了、このあとはMomoちゃんを連れて、リールの街歩き・・・暗くなってから初めてリールの中心、フロートマルクトまで抱っこしないで、自力で完歩したMomoちゃんだった。
Facebook写真アルバム「Antwerpen , 11 Mei 2013」
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