ブルージュの「聖血の行列」後編 ・・・
キリストが処刑され、落胆するマリアや従者たちだが、その後ろにフードで顔を隠したキリストがついて来ている ・・・ キリストがこのあと、復活するのだ!
キリストが復活して、また喜びに包まれるが、残念ながら僕がいた場所での再現シーンはなかった ・・・ 所々の拠点で演技をするので、通過だけの場所もあるという事。
そして場面転換のプラカード娘たちが登場して、このあとはブルージュの歴史になる(なっているはず)
1147-48年の第2回十字軍遠征に参加したフランドル伯ティエリ・ダルザスが、エルサレムに残されていたキリストの聖血を持ち帰ったとされている ・・・ 1388年に教皇ウルバヌス6世から聖血を入れるための容器がブルージュ市に与えられたので、聖血が正当化されたという。
上の写真の後方に聖血を持った騎士が登場するのだが、動画で撮っていたため、写真がない ・・・ その聖血が奉納されてるのが、ブルージュ市庁舎の隣にある「聖血礼拝堂」である。
美女の中の美女と言われたマリー・ド・ブルゴーニュとマクシミリアン1世なのか?
騎士団が活躍した時代 ・・・
馬がたくさん登場するので、馬の糞拾いの役目も忙しそうだ。
ブルージュが繁栄を謳歌した時代
13世紀から15世紀まで、ヨーロッパの中心都市として繁栄を極めたブルージュ。
繁栄の原動力になったギルド(職業組合)の行進
現代の若者たちに受け継がれていくということか・・・
教会のパレードが続く ・・・
ブルージュの旗を持った少女たち ・・・
パレードのトリは鐘楼を模した山車に移動式のカリヨンが積まれて、生演奏 ・・・ 曲目は「蛍の光」 ・・・ やはり、パレードの最後のストリートだからか?
スタートの場所や、メインのマルクト広場では「見よ、勇者は帰りぬ」(ヘンデル:運動会の表彰式の曲)だったが・・・。
といったところで 「聖血の行列」 フィナーレ!
このあと、ブルージュ市庁舎前で儀式があり、聖血の入ったカプセルを再度、お披露目したあと聖血礼拝堂に奉納するセレモニーが30分ほど行われた。
パレード見物に集まった観光客は、その後、ブルージュの街へ繰り出しショッピングをしたり、食事をしたり、カフェでビールを飲んだり、ケルミス(移動遊園地)で子供たちを遊ばせたり ・・・ そのまま帰る人は少ないだろう。
僕はひとりで街歩き、ケルミス見物をしてから帰った。
写真アルバム「Brugge 聖血の行列 vol.2」
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