本格的夏になったベルギー、アントワープの街歩き!
7月6日だった ・・・ 近頃、イベントが続いて、なかなかブログを書く時間もなかったということです。
僕は赤い「かりゆしウェア(アロハみたいなもの)」を来て、一応トロピカルな出で立ちの手ぶら(手のひらに収まる小さいカメラだけ)でアントワープの旧市街へと彷徨っていく。
旧市街の荘厳な建築群とともに迎え入れてくれるデビッドおじさん(画家)の手には絵筆ならぬデッキブラシが持たれていて、つい「誰が、何のために?、あんな高いところに登って、そんないたずらをするんだ、酔っぱらいにはできないぞ!」と思ったのだが ・・・ 意外と市当局が 「街はきれいにしましょう!ゴミを捨てないでね!」 というメッセージを真面目に発信しているのかもしれない ・・・ と深読みをしてしまった。
好天と、7月のバーゲンセール開催中とあって、広いショッピングストリートも、まっすぐ歩くのが困難なほどごった返している!
有名なカフェ OUD ALSENAAL も大繁盛!
あ、そう、この日も例によって月例の「日本語話そう会」に出席するためにアントワープに来ているのだった ・・・ で、その時の歩くコースはだいたい同じになってしまうが、月イチのお楽しみということでお付き合いください。
土曜朝市が開かれているので、そこを見物するのも楽しい ・・・
モロッコ食材出店で、試食用のオリーブをつまみ食いして歩き、本格的に朝市に入る前に近くの新聞屋に立ち寄り、缶ビールを先に調達する(1.10EURなり)
缶ビールを持って、オランダ人の魚屋で「旬のマーチェス」を1尾買って(1.90EUR)、「ここで食べるから切ってチョンマゲ」と言って切ってもらう ・・・ ん、またしても、マイ醤油を忘れたが、旬のマーチェスはそのままでも旨い!
ひと通り市場をチェックして ・・・ って、なにも買う気はないが、義務的に歩く。
朝市のとなりにある Graanmarkt (穀物広場?)テラス席で食事をする人が多い。
それで、目的地のカフェ・クイントンマセイス(Quinten Matsijs)に到着する前の細い歩道に、いっぱいに近づいて走るトラムの間を歩く ・・・
2時間の「日本語話そう会」が終わり(内容はいつものことなので省略)カフェにて2次会をしていると、カフェのドアの外から僕を見ているのは、柴犬ではないか! 飼い主はベルギー人だった。
Carolus Borromeuskerk 教会の前の広場。
みんな楽しそう!
中央に写っているおじさんは、僕がカメラを向けていたので立ち止まって、マッスルポーズをとったが、シャッターチャンスには遅かった ・・・ 親指を立てて「ありがとう!」と言っておいた。
アントワープの「手」で遊ぶ子供たち。
アントワープに時々出没する、風船おじさん。
Stadsfeestzaal
アントワープ中央駅の近くまで来たが、この日は次なるイベントがあったので右へ折れ曲がって歩き続ける。
しばらく歩くと市立公園(Stadspark)Googleマップで見ると三角になっている緑地だ ・・・ やっぱり、夏ということで、公園内のあちこちでイベントが繰り広げられていた ・・・ これは、スケボー、ローラースケートのリンク ・・・ 常設ではあるが、この日は大音響でヒップホップ音楽を流し、ノリノリに乗れるようにしていた。
ファミリーで遊ぶのも多し!
若者たちがピクニック気分で、持ち寄ったものを飲み食いするのもよし!
公園内の吊り橋 ・・・ 公園に用事があるわけではなかったが、「次なるイベント」のために、KatrienとMomoちゃんと待ち合わせしていたのだが、「遅れる」との電話があり、公園内を通過して次なる場所へ移動したのだった。
次なる場所というのはここで、イベントというのは「日本語話そう会」メンバーである、ベルギー人のアランさんの奥様(日本人)が企画した「アラン50歳+100日バースデーパーティー」だった。
それに参加する条件として、「赤いものを身につけてください」 と、いうことだったので僕は「赤いかりゆしウェア」にしたのだった ・・・ アランさんが赤が好きだからなのかな?理由を聞くのを忘れた。
僕はせっかくだから、カメラに付いている機能で「赤色だけカラーにする」設定で写真を撮ってみたらご覧のとおり ・・・ 赤いものだけじゃなく、アルコールが入ってほんのり、頬や耳たぶが赤くなっているのもお見通しでござる ・・・ 「おぉ、これでアルコールチェックができるではないか!」 と、面白がって、多く飲んでいそうな人が並んで撮ってみたら ・・・ もちろん僕が圧勝だった(勝ったと自慢できるのか?)
アランさんの奥様が手料理でもてなしてくれて、みんな大満足!
そう言えば、この日この時まで、主役のアランさんには内緒にしていた「サプライズパーティー」だった ・・・ と、締めようと思ったが、何かが抜けている ・・・ そうだ、Momoちゃんだ!
Momoちゃんには「大冒険の1日」だった ・・・ 生まれて初めて電車というものに乗り、アントワープという大都会に来た ・・・ いつもは緑に囲まれた田舎町で、ひょうひょうと生きているMomoにはショッキングな出来事だっただろう。
パーティーでは、健気にも「赤いものを身につけて」気丈に振舞い、みんなに可愛がってもらった。
そこへアントワープの柴犬「さくらちゃん」登場で、またまたびっくり事件 ・・・ 自分と同じ背格好の柴犬を見るのは初めてだった!
Momoはどんな犬にもフレンドリーで、仲良くするのだが、さくらちゃんはまだ社会に適応してないようで、Momoに吠えるので、戸惑ってしまった ・・・ そんなMomoだった。
Momoにとっては、妹分のようなさくらちゃんなので、仲良くして欲しいな ・・・ ということで、「いずれまたリールの方で、一緒に遊ばせましょう」 という事になった。
すっかり夜も遅くなってから、帰路につく。
アントワープ中央駅
駅と犬
駅に佇む犬といえば ・・・
「忠犬モモ公!」
将来、アントワープ中央駅に「アントワープの忠犬Momo公」像が建つかも知れないぞ!
しかし、電車の中では尻尾を下げて、恐怖に怯えるMomoであった ・・・ ちなみに犬の乗車運賃は、僕らと同じ往復3.80EURだった。
写真アルバム「Antwerpen 7月 , 06 Jul 2013」
1 件のコメント:
駅の台の上のモモちゃん、最高です。
渋谷の駅のハチ公よりかっこい!
Toshiko
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