首都ブリュッセル行３

　ベルギーで有名なもののひとつ、小便小僧。

　やっぱり、勢いよく放尿中だった。1619年に作られたと言うから、いったいこの子は何歳になるのだ？

　それにしてもこのマッスルなボディーはただ者ではない！

　由来によると、昔ブリュッセル軍が危機に面し、敵軍が、城壁に仕掛けた爆薬の導火線に火が点けられ、ブリュッセル危機一髪の時、少年が導火線におしっこを掛け、危機を救った。

　危機を免れたブリュッセル軍は、その後挽回し戦いに勝利したそうな・・・・。

　勇者であるというイメージから、この筋肉が与えられたんだろうーナぁ。

　ついでだから、その部分のアップ写真をご覧いただこう。確かに狙いを定めているようである。

　お尻にホースがつながっているのはご愛嬌だ。普段からきれいな水を出しているようだが、時に、本当に黄金水を出すらしい。

　それを紙コップに受けて、飲むとおいしいんだと・・・。おわかりかな？

　ベルギーで黄金水と言えばビールだよ！

　へぇー、あの勢いでビールを注がれたら、泡だらけになりそうだが、泡もビールの大事な一部だ。

　ビール会社のイベントがあった時に、ビールを放尿して集まった人々に振舞われるのだそうだが、不定期にやるので、ほとんどラッキーな人しか味わえない。僕も飲んでみたいなあーー。

　ベルギーに限らず、ヨーロッパの古い建築物には、本当にたくさんの彫刻や、装飾で飾られている。

　建物以外の場所にも、銅像や噴水がたくさんある。

　ブリュッセル市庁舎も、壁と言う壁、柱と言う柱すべてに、何かしらの彫刻なり装飾が施されている。

　そのすべてを、ここで見せる事が出来ないのは、残念だが、いずれ、写真整理が出来たらスライドショーで紹介したいと思う。

　面白かったので、これだけは紹介しておきたい。市庁舎のあの尖がった高い塔（96m）のてっぺんに立っている像（守護聖人ミカエル）だ。

　広場から見上げると、上の写真の様になるので、ほとんどなんだかわからないが、ちょっと離れた所から（今回は後方から）望遠レンズで写真を撮ってみたら良く分かった。

　んーーん、これは子供が見ても喜びそうな像だよ、あんな高い所に置いたら見えないじゃないか！

　守護聖人ミカエルが、魔物を組み敷いている場面のようだが、その魔物の表情が実に面白い！なかなかユーモラスだ。

　市庁舎の左側に5棟がつながって見えるのが、肉屋や、絨毯販売、ビール製造業者のギルドハウス。

　真ん中がビール製造業者のギルドハウスと思うが、近くまで行かなかったので、確認していないが、今はビール博物館らしい。

　今度行ったら見学して見ようと思う、5ユーロで18世紀の醸造所跡を見て、ビール1杯は飲めるのだそうだ。　その建物の上にも、金色に輝くオブジェが乗っている。

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