そんないきさつもあって、試合が始まり、第1セット接戦だったが、僕らが先に5-4とリードしたが、5-5、6-6となり、タイブレーク7-4で、相手に逆転されてしまった。
しかし、ゲーム途中からKatrienは「相手の男性はなぜか、怒っているよ」と言うのだが、僕には分からない「相手の事は気にしないで、普通にやってよ」と言ったが、なぜ怒るのか原因が分からない。
チェンジコートでベンチに戻った時、男性が言った「貴方達は、スポーツマンシップに欠けている。僕は、貴方達の良いプレーには褒め言葉を掛けているのに、貴方達はこちらのミスに「おめでとう」と言って喜んでいる。こんなプレーヤーと対戦するのは初めてだ!」
Katrienは「いいえ、そんなことは言っていませんよ」と、答えたが、聞き入れてくれず、ずっとプリプリ怒っている様子だった。
確かに彼は僕らの良いショットには「モーイ!(素晴らしい)」とか、声を出してくれていた。が、僕らは、自分たちの良いショットで、相手のミスを誘った時に「ナイスショット!」「ナイスサーブ」と、自分のペアに対して声を掛けていたのだが、相手にとっては、それがミスをした自分たちに向けられていると取っていたようなのだ。
結局、最後まで理解してもらえず、第2セットも気まずい内容のまま、4-6で相手に取られてゲームセットの敗戦だった。
なんとした事か、1セットの調子からも「勝てない試合ではない」十分チャンスはあったのだが、彼の言葉にKatrienは動揺し調子を狂わされてしまった。
プリプリしながらも、プレーは平常心で出来た彼らの勝ちと言う事か?
試合終了しても彼は、同じような事を言って、こちらの言葉は聞き入れず、彼女もただうなずいて「子供たちが待っているから早く帰るわ」と言って、両者とも勝者のおごりの誘いもなく、コート整備もしないで帰ってしまった。・・・・なんという自己中ペア・・・唖然とさせられた。
たまたま、同じ会場でKatrienに以前コーチをしていた男性に会ったので、この事を話したら「あなたたちが悪い訳ではないよ、自分のペアの良いプレーに声をかけるのは普通だし、相手を褒めるのが義務じゃない、ただ、人によって、そんな事に文句を言う人もいる。まれだけどね、いろんな人がいると言う事さ」
Katrienはその言葉で少し、胸のつかえが取れて、家路に着く事が出来た。
今後、このタイプの人とは対戦したくない、今回のベルギーテニスでした。
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2 件のコメント:
!!!
ゲーム中不安になってしまったKatrienさんの気持ちを思うとやるせなくなってしまいますね。
相手のコンビもそうまでして
勝ちたかったんだと思うと、
スポーツマンシップに背いているのはあなた達じゃない!!と、私も腹が立ってきちゃいました!!ムムムムム!!!
いろんな方がいらっしゃると思いますが、
私はお2人を応援しております!!
ぜひ次回はコテンパンに・・・・
いえいえ!次回の試合も頑張って下さいね!!!
応援ありがとうございます。
おかげさまで、次の試合でしっかり勝ちました。
でも、相手はとてもいい人達でね。気持ち良く勝者のおごりをして、楽しかったですよ!
やっぱりこうでなきゃ!
前のような人達とは当りたくないですね。
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