22.6.2009 Begijnhof
ベルギーでは「サマーフェスティバルが始まっている」と書いたが、今日の最低気温が9℃、最高気温が22℃の予定。(沖縄の晴れた日の冬より寒いぞ)
ま、今週末からは最低が15℃、最高25℃前後になりそうだから、過ごしやすくなるだろう。沖縄の気候と比べたら、クソ熱い夏を取り除いて、春からすぐ秋になるようなものじゃないだろうか。
9月までは快適な気候である事を、予想している。
さて、Lier市内にあるベギン会修道院(Begijnhof)は、他の都市にある修道院と共に「世界遺産」に登録されている。
13世紀から始まった修道院は、2ヘクタールの敷地に162の修道女たちの住まいがあったとされる。住まいと言っても、個室ではあるが狭い部屋である(去年、内部公開の日に見学した)
上の写真は、修道院の裏側の入り口
敷地内の拝所 (Piëta)
内部の一番大きな建物は、聖マルガレータ教会(De Sint-Margaritakerk)
井戸のポンプ(pomp,Sint-Margarethastraat)白壁に赤いバラが鮮やかに映えてきれい
階段状に見える屋根の形状はフランダース地方独特の「切り妻屋根」 この通りのつき当たりにもポンプがあり、そこには白いバラが咲いていた。
満開状態の八重咲きのバラ
みんな、花を咲かせるのが上手だねえ・・・と感心する
空地?の花壇。僕がいつも気にかけて見ている場所だ。
いつでも季節の花が咲いている不思議な場所、管理されている感じでもないが、次々と違う種類の花が咲く。
今はケシの花とか、こんな花
植物たちは、気候の変化を感じ取って、絶妙なタイミングで出番に備えているのだろう。
ものすごい摂理と生命力を感じる。
わたしゃ、ここの住人(住猫)だよ
この辺りの住宅で、リールスカント(リール独特のレース編み)が実演されている。
ベルギーのレースと言えば、ボビンレースが有名だが、リールスカントは、最初から細かい網状になった布に、刺繍する感じで模様を作っていく。
咲きそろったラベンダーと1本のケシの花
レンガの家と白いツルバラ、こちらも満開
そう言えば、今の時期バラのシーズンかもしれない。
あちこちでバラの花祭りが催されているようだ
僕は、ここで十分見られるからいいが・・・
もうひとつのポンプ(pomp,Grachtkant)水色の箱のカバーがかわいらしい
聖マルガレータ教会
この教会の時計は12時を指したまま止まっているので
一日に2回は正確に当たる事になる。
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