18.6.09

最高裁判所

17.06.09 Brussel
最高裁判所(Palais de Justice)

普通の観光客なら、正面に車を乗り付けて来るでしょうが、南(Midi)駅から徒歩で来た僕は、裏側からその姿を見る事になった。
 

最高裁判所の裏側横には小さな公園(Place Jean Jacobs)があり、そこに白い彫刻があったので、それを入れて撮影。


巨大な石造建築、(この写真も裏側横から見ている)なんと19世紀最大の建築物だと言う。1866-1883年建築家プラール(Joseph Poelaert)によって建てられる。

プラールと言えば「聖カトリーヌ教会」を手掛けた時に、様々な建築様式を取り入れて、物議をかもしながらも有名になった建築家である。

裏側から、回り込んでいくと、坂道を下って行くのだが、裁判所の正面近くになった所に、無料のエレベーターがある。

ガラス張りのエレベーターで上にあがると、視界が開け、ブリュッセル市街が遠くまで見渡せるようになる。(意外なプレゼントをもらったようで、ちょっと感動できる!)

上の写真はノートルダム・ド・ラ・シャペル教会(Église NotreDame de la Chapelle)の鐘楼わきに見えるアトミウム(Atomium)

市庁舎の鐘楼とアトミウムが1枚の写真納まるなんて、考えてもみなかった事。
もっと、遠くに離れていると思っていた。(二つとも巨大と言う事か)
最高裁判所正面前のプラール広場(pl. Poelaert)は、高台に位置するので、眺望もよし、旧市街を見渡せる。


プラール広場にそびえたつ塔、この辺りはかつて「絞首刑台の丘」(Galdenberg)と呼ばれていたらしい。(絞首刑台があった)

この塔の台には「1914-1918 1940-1945」と、刻まれていたので、第1次、第2次世界大戦の戦没者慰霊塔なのか?

最高裁判所の正面ですが、足場が組まれて修復工事中か?それにしても、何年も前から足場パイプが組まれているような気がするのだが・・・。

一般観光客も、内部見学できると言う事だが、当初の目的(自分の用事)の時間が少なくなったので、今回は外見だけにとどめて、先へ急ぐ事にした。


そこからルイーズ広場へ向かった時に「ひったくり事件に遭遇」したのである。

「ひったくり事件に遭遇」したあと、通りを歩いていると、こんなオブジェが・・・「お、カッパかぁ、おまえは?」と言う感じ。

今回は、予定していたジュ・ド・バル広場、エグモン公園、エグモン宮など、行けなかった。

次回は、EU関係機関の集まる、サンカントネール公園方面へ行ってみたい。

もっとおもしろいベルギーの話はこちら→にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へランキング

0 件のコメント: