2.6.09

パリ旅行 ラ セーヌ

イワノビッチをナマで見て、大満足でローランギャロス(ROLAND GARROS)を後にし、Katrienの恩師が住んでいるパリ15区へ地下鉄で移動。
約束の時間まで1時間くらい余裕があったので、近くにあったシトロエン公園(Parc André Citroën)を散策する。

公園のセーヌ川(La Seine)岸は観光船の港になっていた。セーヌ川はパリの街を横切るように流れているので、あちこち観光すると、何度もお目にかかれるし、これ1本しかないので「パリと言えばセーヌ川」なのである。

広い芝生の公園で、周りを水路や、噴水で囲んで、親水公園の様である。ガラス張りの植物園のような建物があったが、室内プールのようで、子供たちが水着で出入りしていた。

この日は天気も最高!パリっ子たちは太陽の注ぐ公園に繰り出したようで、芝生の上は賑わっていた。

海へ行くには時間がない、少しの時間でもバカンス気分を味わいたい、日照不足でビタミンD欠乏を感じている、はっきり言って金がないとか、いろんな理由で、老若男女が日光に肌をさらしている。

先生宅で1時間ほどくつろいだ後、地下鉄でエッフェル塔あたりへ移動し、しばし散歩。
予約のレストランへ行くのだが、この辺りが、おしゃれなフランス人的行動である。


目的のレストランの、最寄り駅ではなく、二つも前の駅で降りて、先生ご夫妻と僕ら夫婦で、おしゃべりをしながら散歩を楽しむのである。

先生は日本学者であり、沖縄の歴史には特に詳しいので、僕の知らない事もよく話してくださる(もちろん日本語で)。奥様も一緒に、長く沖縄滞在したので、奥様も日本語が上手で、話しやすい。


エッフェル塔の正面を通過(残念ながら逆光)、陸軍士官学校、ナポレオンの墓などを見ながら案内してくださった。

「こんな馬車は、今までなかったのですけど、観光のため最近始まったようですね」と、先生はおっしゃった。

この後、先生ご夫妻の、お気に入りのレストランでディナーとなった。

小さなフランス料理レストランで、僕はサーモンのサラダに、魚フィレのメイン料理を食べたが(正確な料理名を覚えるはずもない)、とても美味しかった。

「近頃、このレストランも外国の観光ガイドブックに載っているようで、フランス語以外の外国語を耳にするようになった。料理の味が変わらなければいいが…」と、先生は、ちょっと心配そうだった。



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