Antwerpenアントワープへ行く！

5月28日（土）リールの朝市で買ったハーリングを食べた後、午後からアントワープへ行く。

毎月1回開催されている、日本人とベルギー人を交えた「日本語話そう会」に参加するためである。

中央駅からセントラル（市役所がある所）に向かい、目抜き通りを行く。

古いオルガンを弾くストリートミュージシャン、白い花鉢は「投げ銭」入れ。

オルガンも廃品利用ではないかと思うほどガタガタの感じだが、楽しそうに弾いてます、この通りを歩くと時々この人を見かけます。

道行く人々を見ると「夏なんだか冬なんだか・・・」という感じですが・・・

陽のあたる所にいると夏で、日陰は春か秋、夜は冬の感じかな、今のベルギー。

セントラルに近い聖母大聖堂が見える所まで来ました。

この辺りはMelkmarkt（ミルク市場）なので、フランダースの犬の物語でいえば、ネロ少年とパトラッシュは、ここでミルクを売っていたのだろうか？

と、考えながら歩く事も出来ます・・・。

目的地のアントワープで一番古いカフェ、「Cafe Quinten Matsijs」ちゅう所に着くと、外にはきれいに並べられた大きな「キックボード」・・・・きれいに立っているという事はスタンドもあるという事だね。

店内に入ると20名くらいの団体さんが、店の一角を占めている・・・僕が見た所、雰囲気はオランダ人！

オランダからキックボードでベルギーまで来るかね？

ま、僕は先週、自転車で「道を間違えてオランダ侵入！」してしまったから、「キックボードで越境」も、ありかも知れない・・・・何があっても不思議ではない世界なのだ！

 

14時になると「日本語話そう会」が始まった・・・、カフェの３階にある密室で（いやいやVIPルームか！）

ベルギー人（今回は中国人もいたな）が、日本語を勉強していて、日本人との日本語会話を実践する場がこの場所のようなのである。

今回は新しい人が何人か増えたので自己紹介があった・・・・。

ベルギー人の中年女性「私の子供が日本人と結婚したので、私は日本語を勉強しています」という、なかなか感心な方もいた。

その後、少人数に分かれてベルギー人と日本人との「日本語で話そう会」をするが、同人数くらいだったので僕は隣に座っていた28歳くらいの男性と話をした。

「あなたの趣味は何ですか？」と聞くと「私の趣味はコスプレです」と答えた。　「なぬ！コスプレとはメイドの服を着たりとかそんなコスプレですか？」と聞きなおすと、

「はい、そうです。でも、私はドラゴンボールZとか、ヨーロッパの中世の衣装を自分で作ります」・・・僕「ほーー、それはスゴイ！あなたは器用ですね」と褒めると、正直に「はい」と答える。(いやいやとんでもない・・・という日本の謙遜語をまだ知らないのだ）

この28歳の男性は仕事は歯科技工士だそうで、まあ、細かい手作業は好きなのかもしれない。

7月の初めにフランスのパリでコスプレ大会があるらしく、彼もベルギーから友人4人くらいで参加するのだそうだ、その時は「Toy Story」の衣装を着るんだという。

前回｢・・・話そう会」に参加した時には[アニメをたく」もいたからなぁー、、、世界に誇れる日本の文化も幅広くなりましたなぁ～・・・、そういうものを深く理解したいために日本語を学ぶ！

素晴らしきかなニッポン！

｢話そう会」が終わりそうな時間帯に到着した、留学生の女の子（さきちゃん）がいた。

ゲントから駆けつけてくれたのに｢ハイ、終わり｣じゃ、かわいそうなので、6－7名カフェに残ってビールを飲んでおしゃべりをした。　・・・いや、留学生のためというより、みんな残ってビールを飲みたかっただけなの　サ！

その後さらに3次会で別のカフェに移動して、さきちゃんと、日本人＋ベルギー人夫妻と4名で飲む(１杯づつですよ、お喋り中心だから）

３次会も終わり、アントワープに住む日本人夫妻はトラムで帰ったので、僕は咲きちゃんと歩いてアントワープ中央駅に向かった。Gent(ゲント)行きの電車は30分ほどの待ち時間があった・・・

・・・ので、駅舎内のカフェに入り「4次会？」

さきちゃんには、アントワープ在住の｢日本語を習いたい少女」アクセルちゃんと、友達になってもらいたいと思っているので、いつか引き合わせたいが、ベルギーの学生は6月の試験シーズンで忙しくて、僕との日本語レッスンも、しばらくは休みという事にいなっている。

さきちゃんも7月には留学生活も終わり、日本に帰国するというので、残された時間は少ない。

何とかしましょう！

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