天気が良くなった水曜日、僕はまたしてもアントワープへ行く。
(この一週間で3回目だ!)
今回は日本語を習いたい少女アクセルちゃんとのレスで、彼女の自宅へ行くためにアントワープ中央駅まで来た。
地上階のホームや駅舎は築100年と歴史的だが
地下は、この10年くらいで出来たばかりの最新式!
いつもは、電車が着いたら、その進行方向(北側)の正面出口へ向かうのだが、アクセルちゃんの家は南側の出口から出る(こちら側も、意外と最新の斬新な施設が多い)
アクセルちゃんは待ち合わせの時間通り、午後3時に迎えに来ていた。
いつものスタイルは、頭にミュージックプレーヤーのヘッドフォンを付けているジーンズ姿のかわいい子である。
好きな音楽は日本の曲だという、宇多田ひかる、安室奈美恵、珍しい所では僕も知らなかった「初音ミク」という、今流行りらしいコンピューターミュージック(バーチャル・アイドルが歌う)を聴いている。
(動画サイトで検索して見てみるとなかなか面白い曲が多い!)
彼女との日本語レスは、もう6回目になるだろうか・・・、少しづつ進め方がこなれてきた。
意思の疎通というか、何を聞き(習い)たいのか、彼女も前もって準備してくれるし、僕のオランダ語授業のテキストや旅行用オランダ語会話ブックを利用したりしている。
頭のいい子なので、僕のオランダ語での説明不足を彼女は頭を働かせて理解してくれる。
Onze-Lieve-Vrouw van Gratie
2時間のレスを終わらせ、午後5時半はまだまだ明るいので市内をぶらりと歩く・・・、普段行かない方角へ歩く。
Sint-Joriskerk Antwerpen
白い二つの塔を持つ教会、以前から車での通りがかりに、チラッと見たりして気になっていたが、やっとじっくり見る事が出来た。
狭い路地のような場所にあるので、正面から全景を撮ることが出来ないのが残念だ。
上の教会の近くに立派な建物があるので近づいて見たら「Nationale Bank」との表示があった。「へぇー、国立銀行なのかい?」という感じですが・・・。
適当にぶらりと歩きながら、町の様子を眺めていると、この塔の頭が見えていたので近づいてみたら、こちらも前庭が狭くて見上げるようにしか撮れない場所だった。(Sint-Andrieskerk)
さりげなく大聖堂へ近づいていく Nationaalstraat
せっかく来たから、やっぱりこんな写真も撮ります。
月曜日の「ルーベンス・マーケット in Antwerpen」も片付けられ、平静を取り戻したアントワープの中心、フロートマルクト。
フロートマルクトのまん中に建つブラボーの噴水。
絵に描いたような白い馬の馬車。(力強い農耕馬)
白い馬と黒い馬、2馬力で2階建の馬車を牽く・・・
多分乗車定員は20名以上になっているのではないかと思うが、2馬力でこの仕事をするのだから「馬の馬力はすごいな~」と感心するのである。
フロートマルクトの市庁舎と反対側の路地を真っすぐ進む・・・
大きな教会の手前で1回左に曲がり
やって来たのは、おいしいビールが飲める「Cafe Quinten Matsijs」
こちらも月曜日とは打って変わり、平静を取り戻していた。
マダムQさんとも少しはお話が出来、たまたま来店していた日本人女性の旅行者ともおしゃべりをして、楽しいひと時を過ごした。
神奈川から来たこの女性(20代後半?)は、アントワープに着いて2日目だが「アントワープの町が大好き、こんな所に住みたいわぁー、、、誰かいい人いないかしら?」
「しばらく住んでみたら、そういう人がいるかもしれないよ」
東京で働いているらしく、都会からの脱出願望があるようだった。
アントワープもベルギー第2の都市なんだが、東京で慣れると田舎に見えるんだろうね・・・ま、確かに田舎っぽい都会がアントワープなのかもしれない。
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