ブルージュ在住日本人テニ友Aさんの休日に合わせて、ブルージュ遠征をする。
ちょうど1ヵ月前にも「Brugge遠征!のつもりが・・・」雨に降られてテニスは出来ずブルージュ観光して帰って来たが、今回はばっちりテニスが出来た!
ばっちりテニスが出来ても、いつもトラブルが付きものの僕の旅。
リュックにテニスラケットと着替えを詰めて、インターネットの時刻表で確認して「電車の時間が遅れ気味だから少し早く出て1本前のに乗るよ」と、用意周到のようにkatrienに告げて、エレベーターを降りて玄関から出ると、突然の雨・・・、すぐさまウチに引き返して傘を取り、再出発!
ブルージュへテニスをしに行くのサ、傘をさして。
ブリュッセル北駅(Brussel Noord)
Lier駅に着くと電車はホームに止まっていて、僕が来るのを待っているかのようだった・・・電光掲示板で「Antwerpen 1」と確認したつもりで、急いで乗り込んだ。
「確認したつもり」だったんだけどねぇー、どうやらこの電車はAntwerpenには向かってないようだ・・・、という事はMechelen経由、ブリュッセル(Brussel)行きではないか!
一瞬、あせったゼ!
でも、僕の持っているRAILPASSチケットには「LIER - BRUGGE」と自分で書き込んで、経由地は書いてないからアントワープ経由だろうがブリュッセル経由だろうが構わないだろう・・・と、気を落ち着かせる。
メッヘレン(Mechelen)を過ぎた頃、車掌が検札に来た・・・、僕のチケットを見せると、男の車掌さんは怪訝そうな顔をして「あなた、ブルージュへ行くの?」と、いかにも「あなたは乗る電車を間違ってるよ」と言いたげだ・・・。
すかさず僕は「イク ヘプ ファウト(僕は間違えました)」 「ワール ムート イク オーバースタッペン?(僕はどこで乗り換えればいいですか)」
と、流暢?なオランダ語で質問した。
車掌さんは納得したように「in Noord(北駅)」と、短く答え「あなたの立場は分かっているよ」の表情だった。
ブリュッセル北駅に着いて、僕が降りようとしたとき、さっきの車掌さんと目が合って「そうそう、そこで降りるのが正解だよ!」てな表情でニコッと笑った・・・「ありがとよ!」と、僕も目で合図をした。
ブリュッセル中央駅を通過
ブリュッセル南駅を通過(車窓にはまだ雨のしずくが付いている)
この黒い物体は高層ビルなのだよ!
ブリュッセル郊外、雨は上がったが厚い雲に覆われている。
旅の友はいつものSUDOKUとチケットと・・・
Brugge駅に着いた(北駅から約1時間8分)
ブルージュ駅から広場に出ると、真っ青な空が広がっている!
前を歩くおじさんも傘を持ってるね。
電車に1時間も乗れば、こうも天気が違うものかっていうベルギーだ。
観光客で大賑わいのブルージュ市内。
僕はぶらりと市内観光をして(近頃はブルージュも手慣れたものだ)、15時にAさんと落ち合い、ブラッセリーでひと休みしたあとテニスクラブへ向かう。
テニスコートわきにある大きなプラムの木にたくさんの実が付いている。
もったいなーい!こんなに落ちるほどあっても誰も食べないの?
僕は5-6個ほど、木からもぎって食べた。
甘酸っぱく果汁もたっぷりでおいしかった!
あぁ、前置きが長くなった!
やっとテニスコートだ。
まずはAさんとシングルスでウォーミングアップ、柔らかい土のコートでボールが思ったより弾まないのと、走り込んで滑りながらのショットが打てないので、慣れが必要だった。
1時間ほどしてダブルスの相手をしてくれる男性2人が到着、50代のクリスと30代(多分)のマティス(うろ覚え)だ。
最初はBelgium+Japan × Belgium+Japanで、組み合わせを変えて2セット行い、勝ったり負けたりする・・・
そしていよいよメインエベントはBelgium+Belgium × Japan+Japan対決である。
クリスはAさんがシングルス対決してもなかなか勝てないという中級者、マティスは長身だが初心者っぽいミスもあった。
ちょうどいい組み合わせだなと思っていたが、案の定一進一退の好ゲームを展開、ゲームカウント3-3のあたりから、僕のドロップショットとロブ作戦が決まりだし、走り回った最年長のクリスが息切れし始めた・・・、Aさんのファーストサーブも入りだし、流れはチームJapanに来た。(詳しい内容をよく覚えてないので白熱した実況を書けないのが残念だ)
結局6-4でJapanがBelgiumを下し優勝!(でもないか)
なんだかんだで、試合のレベルはどうであれ、みんなで楽しんだ交流テニスだった。
クラブの冷蔵庫からビールを1本取って(自己申告制)飲んだ後「また、次回に!」という事で解散した。
そのあと、僕とAさんは「ブルージュ・ビアカフェめぐり」に出かけるのであった。
それは「また次回に!」
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