やりました!
katrienがシングルスでの今季初優勝!
カテゴリーは30歳以上の初級・中級 ~ ベルギーテニス協会では非常に細かくクラスメントが分けられているので、ここでその説明をすると非常に長くなるので止めときます。
以前に「大人テニス 子供テニス」で書いたように、一般大会の中級カテゴリーには学校の夏休み期間中、14歳以上の子供たちが大挙出場して来ているので、大人ははじき出された格好になっているベルギー・アマチュアテニス界。
(一般の大会にインターハイに出るような高校生や、プロを目指す中学生が出ているようなものである)まあ、それはそれで体験してみたい大人にはいいが、ほとんど勝ち目はない。
なぜなら、クラスメントは去年の成績で決められるが、子供たちはその後も目覚ましくレベルアップするからである。
Katrienが出場した30歳以上、初級・中級のカテゴリーはクラスメントで5ポイントから30ポイントまで6段階のクラスが出場できる間口の広い大会でkatrienは4番目のクラスに属している。
今日決勝戦を迎えたテニスクラブ(Mechelen近郊)
昨晩から今朝まで降り続いた雨のため、テントで覆われたコートで行われた。
対戦相手はクラスが2つ上の同年齢、一度対戦して勝ったことのある相手だ。前回の対戦は2時間30分にも及ぶ、フルセット・タイブレークという大激戦だった。
今回も第1セットから激しいラリーの応酬で、見応えがあった!
最初はkatrienがリードを保って4-3まで来たが、逆転され4-5、相手がセットポイントを握ったが、集中力が高まって来たkatrienはそれをしのいで5-5に戻し、その勢いを続けて7-5で押し切り、第1セットをつかみ取った。
息の詰まるラリーの多かった終盤だった・・・、相手から「トイレタイム」の申し出があり、両者ともしばしの休憩をとる。
第2セットが始まると、なぜかkatrienがイージーミスを連発した。
フレームショット、明らかなオーバー、サーブも悪くなった・・・「私のプレーが悪くなってるの?」と聞くkatrien、0-4になった。「今は相手のボールを返す事だけに集中して!」と、アドバイスすると1つ取って1-4・・・、しかし、1-6で第2セットを失う。
第3セットが始まる前に「なるべく長いラリーを続けるようにして、相手は疲れているからスタミナ勝負ならkatrienは負けないよ!」と、テニス以外にもジョギングで足腰を鍛えているkatrienが、自信を取り戻すようにアドバイスする。
第3セットは前回対戦の、大激戦のファイナルセットを思い起こさせるような素晴らしい集中力を見せたkatrien。
(体力消耗した頃にアドレナリンが出始めるようである)
相手の渾身のウイニングショットに喰らいついて返すkatrien、ラリーを五分に戻して反撃する事も出来た・・・
ひとつのラリーで相手は2回も3回もウイニングショットのつもりで打ったボールが返って来るので、相当参っていた。
けして相手の調子が落ちてきた訳ではなかった・・・、息詰まるラリーが多かった中でファイナルセットは6-0と差を付けて優勝を決めた!
決勝戦にふさわしい両者ともに素晴らしい試合だった!
おめでとう!
戦い終えた2人がカフェで懇親タイムの間、僕はテニスクラブの周辺をぶらりと歩く。
クラブの前は細い道で「自転車道」になっている、って事はのどかな風景である。
看板「オープンテラス、午後2時から4時までビールが1.2€」なんて書いてある。
周りは小麦畑。
しばらく歩くと運河があった。
運河を行く黄色い箱型の船。
「おぉ、これはMechelen駅の近くから出ている、自然動物園行きの連絡ボートではないか!」って、キリンさんを乗せている訳ではなく「飾り」ですね。乗客は少ないようだったが、子供たちが僕に手を振ったので、僕も返してやった。
ベルギーは明日(月)祝日(聖母昇天祭だったかな?)なので連休なんですよね。
自転車道の両側は小麦畑。
収穫が遅いんじゃないかぁー、、麦は枯れて倒れそうになってるんですけどぉー・・。
ここはMechelenのMuizenという町のはずれ、1時間ほどぶらりと楽しい散歩が出来た。
さあ、今日も祝杯をあげるぞー!
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