ルーベンス・マーケット in Antwerpen

またしてもアントワープに行ってきた！

前回の告知通り、ベルギーの祝日「聖母被昇天祭」の日には市（いち）が立つ！その市の名は「ルーベンス・マーケット（Rubensmarkt)」だそうだ。

そして「聖母被昇天祭」の日は、アントワープ地方では「母の日」として母親のために何かしてあげるんだそうだ。

何故「アントワープ地方では・・・」というのか・・・、それはアントワープの守護神が「聖母マリア」だからという事である。

ちなみにブリュッセルの守護神は「大天使ミカエル」である。

それで、なぜその日に「ルーベンス・マーケットが開かれるのかは不明である。

このマーケットはかなり大規模であった！

今日も写真満載なので、気長に楽しんでください。

今日は祝日なので電車チケットは約半額（WeekendTicket)

katrienと2人でお出かけした。

　

フルン広場から大聖堂の広場へ向かう道から、急に人の密度が高くなった・・・。

　

混んでいる！

ちょうどお昼時だったので、このレストラン通りは、店探しをする人たちが立ち止まったりするので、なかなか前に進まない！

　

大聖堂前広場。

　

「ルーベンス・マーケット」のルールは「お店を出す人は必ずルーベンスの時代の服装で出ること」だそうだ！

確かにそんな衣装の売り子が多かった！

うん、なかなか面白いアイディアだ！

　

アンティーク屋さん。

　　

「おぉ！これは月光仮面か！」

と、超掘り出し物かと、一瞬焦ったが、良く見たら白髪に白髭の白人オジサンが、赤いバンダナをしてサングラスをかけているのであったぁ。

2度目にこの店に回ってきたら、売れてしまっていた！

　

天使豚の貯金箱

　

売り子さんはバロック時代の衣装ですよ！

しかし、このおばさん、ヘビースモーカーでしたなぁ。

　　

市庁舎前、フロートマルクト。

　どこのお店にも、このルーベンスの銅板が飾られていた（直径40cmくらい）

一応季節は夏なんで、ヒマワリの花などが飾られている。

　

ペット屋さんにあった「SUSHI」なる、ワンちゃんのおやつ？

　

ペット屋さんの少年売り子もバロック衣装です。

　

市庁舎入口に長蛇の列。

世界遺産にもなっている市庁舎内部の見学が出来るようだった。

僕らは並んでまで見ないことにして、素通りした。

　

魚屋さんは、いつもの生魚ではなく、てんぷらや揚げ物など、その場で食べられるものと、飲み物も売っていた。

美味しそうな香りに誘われて、無性に食べたくなったが、こんな人混みの中では落ち着いて食べる場所もないので我慢した。

　

ルーベンス・マーチェス（ニシンの塩漬け）、なんてのもあるのか？

　

「母の日」という事で、花屋さんの盛り花は売れているようだった。

　

駄菓子屋さん。

　

甘ーい砂糖菓子が売れていた。

　

すんごい人ごみでね、

そこに入ると、流れるままに歩くしかなかった。

　

フルーツを加工する調理用具を売っているようだった、衣裳の素敵なお兄さん。

僕らもお腹がすいてきたので、アントワープで一番古いカフェ「Cafe Quinten Matsijs」に向かい、評判のドライカレーとコロッケを食べる。

もちろんアントワープの地ビールも・・・

とにかく凄い人出で、マーケットから少し離れている古いカフェQMも大忙しのようで、マダムQさんのお顔は一瞬だけしか拝めなかった。

休憩したあと、katrienは家に帰り、僕はひとりでぶらり歩きを続ける事にした。

市庁舎近くのカフェ・・・、いつもよりオープンテラスを拡大しているが、それでもあふれんばかりの大盛況！（いつもは車が通る道路もホコ天になっているので客席を拡大している）

こちらも花屋さん、大盛況です。

　

いやーーー、しかし、この人ごみには参った！

　

ベルギーの風船芸人さん。

なかなかすごいテクニックだった！

　

子供たちの順番待ちが出来ていた。

　

ホーントに、この、人のごみはぁ～・・・

カフェに座ってごみの流れを眺める人たちもいるのだ。

　

スヘルデ川沿いの道路も封鎖されてマーケット会場になっている。

この会場の向こう側は「スヘルデ川のハズなのに、大きなアパートのような建物が建っているではないか？」と不思議に思う。

この人ごみ！

　

この巨大な建物・・・

　

なんと、スヘルデ川に浮かんでいる・・・

　

船ではないか！

遠くからでも見えるその巨大さに、見物人も多く集まっていた。

大聖堂の麓でアリのようにうごめく人の群れ。

ルーベンスといえば大聖堂の中に代表作がある！

　

　ステーン城。

人混みの中が好きな人たちがいるんですねぇ～、

僕はもう辟易して、通りを外して歩いていたよ！

　

ステーン城の裏側（雰囲気が違う）

　

フロートマルクトに戻って来た。

古い広告パネルを集めた店。

マーケットの雰囲気は体験できたし、アントワープでこんなに人が集まるのを初めて見た！

人混みの中を歩くのにも疲れたので帰ることにする。

 

さらば！ひとごみ。

　ルーベンスが埋葬されている聖ヤコブ教会（Sint-Jacobskerk）

の前を通る、ここは静かでしたね。

駅へ向かうメインのショッピングストリートは、祝日閉店のため閑散としていた。

　

アントワープ中央駅に向かうある所では、「ヒマワリ畑」が満開の時期を迎えていた。

　

ホッとするアントワープ中央駅ホーム、

これで無事Lierへ帰れる！

17:19発Neerpelt 行きに乗る。

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